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 米Googleのモバイルプラットフォーム「Android」にJavaの知的所有権を侵害されたとして米Oracleが起こしている訴訟で、カリフォルニア州北部連邦地方裁判所の陪審は現地時間2012年5月23日、Googleによる特許侵害は認められないとする判断を示した。

 文書共有サイト「Scribd」で公開されているドキュメントによると、Oracleが問題としている特許2件のいずれについても、陪審員の意見は「OracleはGoogleが特許を侵害しているとする証拠の優越性を証明できていない」だった。

 今回の特許侵害に関する判決は、両社間の係争における2つめの争点となる。5月7日には1つめの争点である著作権侵害に関する判決が下された(関連記事:Oracle対Google裁判、陪審がAndroidにおける一部著作権侵害を認める)。陪審はOracleの主張を一部認め、AndroidにおけるJavaの不正使用を確認したが、該当するのはわずか数行のコードだという。また、それが「フェアユース」にあたるか結論を出すに至っていない。陪審はAPIが著作権の対象になりうるかどうかについても今後判断を下す(米New York Times)。

 Oracleはこの訴訟で最大10億ドルの損害賠償を請求しているが、著作権侵害により要求できる金額は約15万ドルになるだろうと米メディア(Bloomberg)は報じている。