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 米IDCが現地時間2012年5月24日に公表した世界のスマートフォン市場調査によると、同年第1四半期(1~3月)におけるAndroid端末の出荷台数は前年同期比145%増の8990万台となり、市場シェアは59%に達した。また米AppleのiPhoneは同88.7%増の3510万台を出荷し、シェアは23%になった。

 Android端末とiPhoneを合計したシェアは前年同期に半数超(54.4%)だったが、さらに拡大して82%にまで達した。これに対し、出荷台数を大きく減らしたのはフィンランドNokiaのSymbian端末と、カナダResearch In Motion(RIM)のBlackBerry。Symbian端末は前年同期から60.6%減の1040万台、BlackBerryは同29.7%減の970万台となり、シェアはそれぞれ10.4%、9.7%だった。

 一方、OS別の出荷台数順位は、上位からAndroid、iOS(iPhone)、Symbian、BlackBerry OS、Linux、Windows Phone/Windows Mobile。このうち米MicrosoftのWindows Phone/Windows Mobileの出荷台数は330万台となり、1年前から26.9%増えた。ただし市場全体が拡大しているため、シェアは1年前の2.6%から2.2%に低下している。

 IDCは「Windows Phoneは世界のスマートフォン市場でまだ目立った存在ではない。Nokiaが製品の市場投入ペースを上げるか、より多くのメーカーが採用を進めるまで同OSの低成長は続くだろう」と予測している。

 なお、第1四半期における世界スマートフォン出荷台数の合計は1億5230万台で、前年同期の1億160万台から49.9%増加した。これに対し、先ごろ米Gartnerがまとめた同期間の世界携帯電話販売台数は4億1910万台で、1年前から2%減少している(関連記事:Samsung、世界携帯電話市場でNokiaを抜いて1位に、Gartnerの調査)。

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