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写真1●McAfee Embedded Controlを組み込んで提供するシンクライアント端末の一つである「Wyse C90LEW」の外観
写真1●McAfee Embedded Controlを組み込んで提供するシンクライアント端末の一つである「Wyse C90LEW」の外観
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 エム・ピー・テクノロジーズ(MPT)は2012年5月28日、OSにWindowsを採用したシンクライアント端末について、Windows上で不正なプログラムを実行できないようにセキュリティを高めた上位版を用意すると発表した(写真1)。マカフィーからOEM供給を受けたセキュリティソフト「McAfee Embedded Control」を組み込んで出荷する。ソフトウエアを含まない通常版との差額は、参考価格(税別、以下同)で1万5000円。

 MPTは、米Wyse Technologyのシンクライアント端末を販売している。これらは、OSとして、Linuxベースの独自OSか、または組み込み用途のWindows(Windows XP EmbeddedまたはWindows Embedded 7)のいずれかを利用している。このうち、Windows搭載機(全3機種)について、今回、セキュリティソフトを組み込んだ上位版を用意した。

 今回使ったセキュリティソフトのMcAfee Embedded Controlは、Windows上で不正なプログラムを実行できないようにするミドルウエアである。ホワイトリストに載っているプログラムに限って実行を許可し、ホワイトリストに載っていないプログラムの実行を禁止する。これにより、マルウエアなどが動作しないようにする。なお、この手法は、一般に、組み込み機器のハードニング(ソフトウエアの固定化)に使われる。

 対象となるWindows搭載機(3機種)の名称と参考価格は、以下の通り。ラップトップモデルは、「Wyse X90cw」(11.6インチディスプレイ)が9万7200円。「Wyse X90mw」(14インチディスプレイ)が10万8400円。省スペース型のデスクトップモデルは、「Wyse C90LEW」が5万1600円。

 なお、MPTがシンクライアント端末に対してホワイトリスト型のセキュリティソフトを用意するのは、今回が初めて。対象機は、今のところはWindows採用機に限られ、独自OS搭載機に同様の機能を提供する予定はない。