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写真1●Evernote Devcup Meetup in 札幌
写真1●Evernote Devcup Meetup in 札幌
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写真2●米Evernote本社から来日したパートナーリレーション担当ディレクター 佐藤真治氏
写真2●米Evernote本社から来日したパートナーリレーション担当ディレクター 佐藤真治氏
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写真3●濱谷曉太氏がUXについての講演で紹介したペーパープロトタイピング
写真3●濱谷曉太氏がUXについての講演で紹介したペーパープロトタイピング
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写真4●北海道の開発者によるパネルディスカッション。左から司会のEvernote 佐藤真治氏、若林大悟氏、福田好一氏、船戸大輔氏
写真4●北海道の開発者によるパネルディスカッション。左から司会のEvernote 佐藤真治氏、若林大悟氏、福田好一氏、船戸大輔氏
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写真5●オープンループ創業者の浅田一憲氏
写真5●オープンループ創業者の浅田一憲氏
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写真6●チームに分かれてEvernoteアプリのアイデアをディスカッション
写真6●チームに分かれてEvernoteアプリのアイデアをディスカッション
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写真7●Evernoteアプリのアイデアで最優秀のチームはTシャツを獲得
写真7●Evernoteアプリのアイデアで最優秀のチームはTシャツを獲得
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 米Evernoteは2012年5月28日、札幌市で初となる開発者イベント「Evernote Devcup Meetup」を札幌ユビキタス共創広場U-calaで開催した(写真1)。北海道の開発者がユーザーエクスペリエンスやアプリについて講演やディスカッションを行った。

 同イベントは、Evernoteが世界で開催しているコンテスト「Evernote Devcup」にあわせて開催している、開発者応援イベント。Evernote Devcupの賞金・賞品総額は10万ドルで、最終候補者はサンフランシスコで開催する「Evernote Trunk Conference」に招待する。今回の「Evernote Devcup Meetup」は日本では3都市での開催となる。2012年5月24日に大阪で実施し、約50人の開発者が参加した。28日の札幌に続き、29日には東京で開催する。

 米国のEvernote本社から来日したパートナーリレーション担当ディレクター 佐藤真治氏(写真2)は「現在約3000万人のユーザーがおり、日本のユーザーは米国の31%、ヨーロッパの20%に次ぐ18%」と現状を紹介。

 開発者向けサイト「dev.evernote.com」を、従来の開発者向けサイトを独立させる形で2012年3月に開設した。日本語サイトは2012年6月中旬のオープンを予定している。

 Devcupで得られるのは賞金や賞品だけではない。ファイナリストアプリの一つ「NotableMeal」は、コンテスト後、Evernoteとの共同開発により「Evernote Food」としてリリースされた。

 佐藤氏に続き北海道根室市出身のエンジニア濱谷曉太氏が、ユーザーエクスペリエンス(UX)をテーマにセミナーを行った。同氏はUXの啓蒙活動としてUX-Hokkaidoを運営している。濱谷氏は現在東京にいるため、Skypeで札幌に画面を転送し講演した。「ユーザーは新しい操作は覚えたくない。すでに習得した操作を利活用すべき」などユーザーエクスペリエンスのポイントを解説した。紙で画面を作り、ユーザーに操作してもらって画面遷移を体験してもらうペーパープロトタイピング手法などを紹介した(写真3)。Balsamiq、UXPin Mobile Kit for iPhoneなどペーパープロトタイピングを支援するツールもある。

 続いて北海道の開発者によるパネルディスカッションが行われた。Evernoteに素早く情報を記録できるiPhoneアプリFastEverシリーズの作者 rakko entertainment 若林大悟氏、フリープログラマの福田好一氏、アクシス seoマスター事業部 最高開発責任者(CTO) 船戸大輔氏が、2011年のEvernote Devcupのファイナリストアプリを見ながら、アプリの発想法などについて語り合った(写真4)。

 ここでオープンループ創業者の浅田一憲氏(写真5)が登壇し、後輩である北海道の開発者にエールを送った。浅田氏は現在、研究者として色覚異常者のための支援アプリを開発している。浅田氏は「今の開発環境は、昔に比べ格段に良くなっている。昔だったら何百万円もかけて回線を引かなければならなかったような環境がタダ同然でできる。すごい開発者がいさえすればすごいものが作れる、まさにリーンスタートアップが可能な環境が整っている。ぜひ面白いものを作ってほしい」と語りかけた。

 最後に参加者はチームに分かれてEvernoteアプリのアイデアをディスカッションし、発表した(写真6)。参加者による相互投票の結果、目覚まし時計のかわりに時間が来るとデータが一個消える「デビルエバーノート」と、親子で共有する「塗り(絵)Evernote」というアイデアを考えたチームが最も多くの支持を集め、賞品のTシャツを獲得した(写真7)。