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写真1●Imagine Cupでは、ビジネスアイディアやリーダーシップについても問われる
写真1●Imagine Cupでは、ビジネスアイディアやリーダーシップについても問われる
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写真2●東京工業高等専門学校のチーム「Coccolo」のプレゼンの様子
写真2●東京工業高等専門学校のチーム「Coccolo」のプレゼンの様子
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写真3●トライデントコンピュータ専門学校のチーム「ブロッサム」のプレゼンの様子
写真3●トライデントコンピュータ専門学校のチーム「ブロッサム」のプレゼンの様子
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 マイクロソフトが主催する学生技術コンテスト「Imagine Cup」の世界大会に日本から3チームが参加することが2012年5月24日に発表された。ソフトウェア デザイン部門に1チーム、ゲーム デザイン部門に2チームが参加する。世界大会はオーストラリアのシドニーで7月6~10日に開催される(関連記事)。

 Imagine Cupは、世界中の学生を対象にしたIT分野のコンテストで、「テクノロジーは世界を変える」をテーマに、貧困と飢餓の撲滅や初等教育の整備、ジェンダー平等の達成などの国連ミレニアム開発目標を応募プロジェクトの指針にしている。人材育成の場として、技術力はもとより、ビジネスアイディアやリーダーシップについても問われるコンテストとなっている(写真1)。

 世界大会に日本から参加するのは、日本大会のソフトウェア デザイン部門で最優秀賞を獲得した東京工業高等専門学校のチーム「Coccolo」。ゲーム デザイン部門には、日本大会で最優秀賞を獲ったトライデントコンピュータ専門学校のチーム「ブロッサム」と、審査により参加が決まったバンタンゲームアカデミーのチーム「Esperanza」が参加する。
 
 世界大会に先駆けて、すでに参加が決まっていた2チームが、中国・北京にあるマイクロソフトリサーチアジア(MSRA、関連記事)にて、英語によるプレゼンテーションの練習を行った。MSRAの日本人研究者も参加し、プレゼンや質疑応答のスキルについてアドバイスした。

 最初にプレゼンしたのは、VLCネットワーク(可視光通信)を利用した省電力照明システム「All Lights!」を開発した東京工業高等専門学校のチーム「Coccolo」(写真2)。ビデオを効果的に使うなど、わかりやすさに配慮したプレゼンを行った。質疑応答では「同様の既存システムはあるのか」「LCDに変えるだけと比較して、どの程度の省電力効果の向上が見込めるのか」などの質問がなされた。そうしたプレゼンと質疑応答を通じ、「比較データをきちんと用意すべき」「質問をオウム返しして質問内容を確認しながら時間をかせぎ、その間に適切な回答と考える」といったプレゼン技術のアドバイスを日本人研究者などから受けた。

 続いて、ゲーム「ブルーム*ブロック」を開発したトライデントコンピュータ専門学校のチーム「ブロッサム」がプレゼンを行った(写真3)。「美しい自然の“気持ち良さ”を、ゲームを通じて楽しんでほしい」という思いで開発されたものだ。ゲームの画面の美しさを強調したプレゼンだったが、デモ終了後には「スライドをもっと多く使うべき」「ビデオを交えて説明したらどうか」などのアドバイスを受けた。

 最後にマイクロソフト 業務執行役員 最高技術責任者(CTO)兼 マイクロソフト ディベロップメント 代表取締役社長の加治佐俊一氏が、「今回のチームのプロジェクトには大きなポテンシャルを感じる。世界大会が開催される7月までまだ時間があるので、十分に準備してほしい。世の中を変えていくんだという気持ちが伝われば、上位に行ける」と、今回の参加チームに期待を寄せた。