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写真1●FalconStor VTL v7.5(ハードウエア・アプライアンス)の外観
写真1●FalconStor VTL v7.5(ハードウエア・アプライアンス)の外観
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 ファルコンストア・ジャパンは2012年5月29日、仮想テープライブラリ(VTL)の新版「FalconStor VTL v7.5」(写真1)を販売開始した。新版では、重複排除のタイミングを拡充し、データ格納時にオンザフライで重複を排除できるようにした。価格は、最も安価となる仮想アプライアンス版が、重複排除後の容量1Tバイトで90万円(税別)。開発会社は、米FalconStor Software。

 VTLとは、実際にはストレージとしてハードディスクを使いながら、バックアップソフトからはあたかもテープ装置であるかのように見える製品のこと。テープ装置と同じやり方でデータバックアップの運用を続けながら、ハードディスクの特徴である高速なアクセス速度や運用負荷の軽減、といったメリットが得られる。

 FalconStor VTLではさらに、クラスタリング構成によって処理性能やストレージ領域の拡張が可能である。また、重複排除機能も備えており、全ノードにまたがってデータの重複を判断し、重複していないデータだけを記録できる。なお、仮想テープの容量は論理的なものであり、ハードディスクは実際にデータを記録する分だけ用意すればよい。

 今回の新版では、重複排除のタイミングを拡充し、インライン型で動作するようにした。バックアップソフトから流れてくるデータを、リアルタイムに重複排除できる。これに対し、従来は、ポストプロセス型(バックアップジョブが完了した後で、バッチ処理で重複を排除するやり方)しか選べなかった。なお、重複排除のタイミングは、個々の仮想テープ(カートリッジ)の単位で設定できる。

 新版ではまた、管理画面を強化し、ユーザー企業みずから性能や容量を拡張できるようにした。処理ノードとなるサーバーを増設したり、ストレージノードやストレージを増設することが簡単にできるようになった、としている。従来は、初期設定時や増設時にはベンダーに依頼する必要があった。