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 カナダResearch In Motion(RIM)のThorsten Heins最高経営責任者(CEO)兼社長は現地時間2012年5月29日に声明を出し、2013会計年度第1四半期(2012年3月~5月)の決算が営業損失になるとの見通しを明らかにした。併せて同氏は、経営陣と取締役会の相談役を米J.P. Morgan SecuritiesとカナダRBC Capital Marketsに依頼したことも明らかにした。前四半期の決算発表後から「BlackBerry」プラットフォームに関する他社との連携やライセンス、代替ビジネスモデルなどの戦略的見直しについて助言を得ているという。

 2009年には44%あったRIMの米国シェアは、2011年には10%にまで低下するなど同社はスマートフォン市場で苦戦している。前四半期の決算では1億4200万ドルの営業損失を計上したほか、最近は経営幹部の相次ぐ退任も報じられるなど同社では経営難が続いている(関連記事:RIMからまた幹部流出、最高法務顧問が退任)。

 Heins CEOはまた、2013会計年度中に一部の部門で人員削減を伴う大規模なコスト削減を実施することも明らかにした。ただし、同社では年内に次期OS「BlackBerry 10」のリリースを予定しており、この主要事業では雇用を増やすとしている。同社は6月28日の株式市場終了後に3~5月期の決算を発表する予定。

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