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問題のアプリを紹介していたサイトの例(シマンテックの情報から引用)
問題のアプリを紹介していたサイトの例(シマンテックの情報から引用)
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 シマンテックは2012年6月1日、個人情報を盗む日本語のAndroidアプリが相次いでいるとして注意を呼びかけた。公式サイトの「Google Play」で公開されたこともあるという。

 最近、個人情報を勝手に送信するようなAndroidアプリが相次いで確認されている。2012年4月には、悪質な日本語Androidアプリが多数確認されて話題になった。話題になった悪質アプリは、人気アプリに関連した動画などに見せかけて、ユーザーにインストールさせようとする。アプリ名が「(人気アプリ名)the Movie」であることが多いため、「the Movie」アプリなどと呼ばれる。

 シマンテックによれば、the Movieアプリ以外にも、悪質なアプリが出現しているという。今回報告されたのは、「占いアプリオーラの湖」という名称のアプリ。アプリを配布するWebサイトなどでは、「スピリチュアル診断オーラの湖」という名称で公開されていた(図)。

 インストールされたアプリは、スマートフォンの端末情報や、アドレス帳の内容などを、ユーザーに気付かれないように外部に送信する。このアプリについては、情報処理推進機構(IPA)も5月下旬に注意を呼びかけている。

 問題のアプリは、一般のWebサイトにおいて4月下旬に公開され、同サイトが閉鎖された5月21日までのおよそ1カ月間、ダウンロード可能だったという。加えて、Google Playでも公開されていたことを確認したとしている。

 Google Playで公開されたのは、4月11日あるいは4月12日。これは、前述のthe Movieアプリが話題になり始めた時期と一致する。これらのアプリはコードが異なるので、作者は異なると考えられるが、手口はよく似ている。このため同社では、これらの作者が、悪質アプリの手口や盗み出した個人情報などを交換している恐れがあるとしている。