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 欧州電気通信標準化機構(ETSI)は現地時間2012年6月1日、携帯電話に差し込んで使うSIMカードの第4世代形状(4FF:fourth form factor)の標準規格を決定したと発表した。米AppleとフィンランドNokiaがそれぞれ仕様案を提出していたが、どちらを採用したかについてはETSIは明言していない。

 4FFは既存のmicro-SIM(マイクロSIM)より小さい形状で「nano-SIM(ナノSIM)」と呼ばれている。横12.3mm、縦8.8mm、厚さ0.67mmと、現時点で最小のSIMカードよりさらに40%小さく、従来のSIMカードとの後方互換を有する方法でパッケージおよび提供することがが可能。

 ETSIは3月29日~30日にフランスで開催された会議で標準規格を決める投票を行う予定だったが、「より広範な同意を業界から得るため」としてこれを保留。5月31日~6月1日に大阪で開催された会議まで投票を延期していた(関連記事:AppleとNokiaの規格仕様争いで、ナノSIM標準の投票が延期)。

 米InfoWorldは、ドイツGiesecke & Devrientから得た情報として、Appleの提案が採用されたと報じている。Giesecke & DevrientはETSIスマートカードプラットフォーム技術委員会のメンバーを務めた。

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