PR
写真1●Hinemos仮想ネットワーク管理オプションの画面(複数の仮想サーバー機とスイッチで構成するシステムを、アイコンと線で設計できる)
写真1●Hinemos仮想ネットワーク管理オプションの画面(複数の仮想サーバー機とスイッチで構成するシステムを、アイコンと線で設計できる)
[画像のクリックで拡大表示]

 NTTデータは2012年6月5日、ネットワーク管理ソフト「Hinemos」のオプションとして、複数の仮想サーバー機やネットワーク機器で構成するシステム一式を、アイコンを線でつなぐだけで設計/構築できるようにする機能ソフト「Hinemos仮想ネットワーク管理オプション」(写真1)を出荷した。価格は未定だが、Hinemos本体を含めて500万円程度から。

 GUI画面の上でアイコンを並べて線でつなぐだけで、情報システムを設計/構築できる。アイコンとして用意している要素は、(1)サーバー、(2)負荷分散装置、(3)ファイアウォール、(4)L2スイッチ、(5)L3スイッチ、(6)外部ネットワーク---の6種類。これらを組み合わせて論理的なシステム構成を設計するだけで、物理的に設定を反映させることができる。

 それぞれのアイコンが示す対象は、以下の通り。(1)のサーバーは、仮想サーバー機を示している。あらかじめOSやアプリケーションをインストール/設定しておいた各種の仮想サーバー機イメージを登録しておく。アプリケーションサーバーやデータベースサーバーなど複数のイメージをカタログ化して登録しておくことができる。

 (2)の負荷分散装置と(3)のファイアウォールは、特定用途の仮想サーバー機である。前提として、仮想アプライアンスの形で提供されている必要がある。前述のサーバーと合わせて、サーバー仮想化ソフトの環境の上にこれらのサーバー機能をデプロイ(配備)できる。

L2/L3の論理設計にOpenFlowスイッチを利用

 (4)のL2スイッチと(5)のL3スイッチは、要素技術として、仮想サーバーのデプロイではなくOpenFlowスイッチを利用する。GUI上で設定したL2やL3のネットワーク構成を再現/実現するための設定を、OpenFlowで通信可能な物理スイッチや仮想スイッチに対して施す仕組み。Hinemosは、これらOpenFlowスイッチに対するOpenFlowコントローラになる。

 なお、今回のGUI画面を使ってデプロイできる仮想サーバーは、記事執筆時点ではXenServerに限られる。今後、組み合わせて利用できるサーバー仮想化ソフトを拡充する予定としている。