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写真●NECの小型マイクロ波通信システム「iPASOLINK SX」
写真●NECの小型マイクロ波通信システム「iPASOLINK SX」
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 NECは2012年6月12日、超小型マイクロ波通信システム「iPASOLINK」について国内市場に投入すると発表した。iPASOLINKは海外におけるNECの通信機器事業では主力製品の一つだが、国内市場での発売は今回が初めてとなる。2013年度末までに十数億円規模の売上高を目標とする。

 国内市場で、同日よりマイクロ波通信システム「iPASOLINK AOR」シリーズを販売する。同製品はマイクロ波送受信部と変復調部を一体化した屋外設置用製品で、小型軽量であるため一般的な電柱にも設置可能だ。光ファイバーを引き回すのに比べ、容易に通信ネットワークを展開できる特徴を持つ。

 iPASOLINK AORシリーズのうち、60GHz帯の周波数を利用して伝送距離が1km以下の「iPASOLINK SX」(写真)と、レイヤー3スイッチ「iPASOLINK GX」を発売する。iPASOLINK SXを屋外に設置し、iPASOLINK GXでそれらを束ねる構成だ。

 海外では携帯電話基地局のエントランス回線に使われるケースが多い。ただし国内では光ファイバー網がすでに張り巡らされているため、「主な用途は防災目的だと想定している」(NEC広報)。具体的には、携帯電話基地局のエントランス回線や中継伝送路のバックアップ用途を主に想定しているという。

■変更履歴
第3段落で「それを束ねるiPASOLINK GXを屋内に設置する構成だ」としていましたが、iPASOLINK GXは屋外にも設置可能でした。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。[2012/06/12 16:55]