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 オランダのナビゲーションメーカーTomTomは現地時間2012年6月12日、地図および関連情報について米Appleと世界的提携を結んだことを明らかにした。契約の詳細内容について発表する予定はないとしている。

 Appleは6月11日に次期モバイルプラットフォーム「iOS 6」を発表し、これまで採用していた米Googleの地図サービスに代えて独自の「Maps」アプリケーションを搭載することを明らかにした(関連記事:Appleが「iOS 6」を発表、独自地図サービス、Facebook統合、Siriを強化)。Mapsは、音声によるナビゲーションやリアルタイム交通情報、鳥瞰3Dビューといった機能を備える。地域検索では1億件以上の店舗情報を用意し、地域レビューサイト「Yelp」のレーティングや口コミ情報なども閲覧可能。

 TomTomは各種のGPSナビゲーションシステムを手がけており、同社のデジタル地図データは200カ国以上をカバーする。以前よりAppleの「iPhone」や「iPad」向けのナビゲーションアプリケーションを提供し、Googleや米Microsoft、台湾HTC、フィンランドNokia、韓国Samsung Electronics、カナダResearch In Motion(RIM)などとも提携を結んでいる。

 米メディアの報道(Wall Street Journal)によると、TomTomはAppleとの提携が他のパートナーシップに影響を及ぼすことはないと述べている。なおGoogleとの契約は1年以内に期限が切れる予定。Appleとの提携が公表されたのを受けて、TomTomの株価は16%上昇したが、1年前からは30%下落している。

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