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写真1●PX2-5000の最安価モデル「PX2-5138JR」の外観
写真1●PX2-5000の最安価モデル「PX2-5138JR」の外観
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 ラリタン・ジャパンは2012年6月13日、PDU(サーバーラック内の機器に電源を供給するための電源タップ製品)のハイエンド機種の新版「PX2-5000」(写真1)を出荷した。新版では、ハードウエアを一新したほか、応答が無い機器の電源を入れなおして再起動できるようにした。

 価格はオープンだが、市場想定価格(税別)は、コンセント数8、入力電圧AC100V、最大供給電流15Aの最も安価な機種(PX2-5138JR)で15万円。なお、PX2-5000は全6モデルで構成する。個々のモデルは、コンセント数(2、6、8、24)、入力電圧(100V、200V)、最大供給電流(15A、20A、30A)の組み合わせが異なる。

 PX2-5000は、電源監視用のコンピュータを内蔵したインテリジェントPDUである。搭載するコンセントごとの単位で、電源の利用状況(電流、電圧、電力、エネルギー消費量など)を取得する。オプションで温度/湿度など各種のセンサーを付けられる。測定値がしきい値を超えた場合は、SNMPトラップやsyslog通知、メール通知などのアクションを起こせる。

 今回の新版では、Ping(ICMP)によるサーバー機/ネットワーク機器の死活監視を可能にしたほか、Pingに対して応答がない機器の電源を入れなおして再起動できるようにした。また、利用できるセンサーの種類を増やした。以前から計測できていた温度・湿度に加えて、エアフロー、気圧、Webカメラ画像を計測/記録できるようにした。さらに、これまで摂氏45度だった動作保証温度を60度に向上させた。

 なお、PX2-5000は、既存のハイエンドPDU「PX-5000」(全7モデル)の新版に相当する。最新版のPX2シリーズには、PX2-5000のほかに、下位機種の「PX2-1000」がある(関連記事)。PX2-1000は、PX2-5000と異なり、電源の利用状況をコンセント単位ではなくPDU全体でしか計測することができない。