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 通信技術の米Magnolia Broadbandは現地時間2012年6月18日、MTD(Mobile Transmit Diversity)関連の特許ポートフォリオを米Googleに売却したと発表した。対象の特許は50件以上にのぼり、ネットワークキャパシティーの増加、有効範囲の拡大、伝送速度の向上に関する技術をカバーする。

 Magnolia Broadband最高経営責任者(CEO)のOsmo Hautanen氏は、「Googleによる50件以上のMTD関連特許の獲得は、モバイルブロードバンド端末においてMTD技術の必要性が高いことを示している」と述べている。また同社は今後ソフトウエア事業に注力し、モバイル端末ベンダーやチップセットメーカーに提供していくとしている。

 大手技術企業の特許買収は激しさを増している。米Apple、米Microsoft、米EMC、スウェーデンEricsson、カナダResearch In Motion(RIM)、ソニーの企業連合は、経営破綻したカナダNortel Networksからネットワーキングおよびインターネット技術に関連する約4000件の特許ポートフォリオを獲得した(関連記事:AppleやMicrosoftなど6社の連合、Nortel特許買収の査察期間が終了)。またMicrosoftは米AOLから800件以上の特許取得の手続きを完了したばかりだ(関連記事:AOLからMicrosoftへの特許売却、10億5600万ドルの取引が完了)。Googleは米IBMから昨年、数千件の特許を購入しているほか、多数のモバイル関連特許を保有する米Motorola Mobilityを今年5月に買収している(関連記事:GoogleがまたIBMから1000件超の特許を購入Google、Motorola買収の手続きを完了)。

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