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写真1●NTTドコモのNFCデモコーナー
写真1●NTTドコモのNFCデモコーナー
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写真2●NFCのType AおよびBの機能を実装したSIMカード
写真2●NFCのType AおよびBの機能を実装したSIMカード
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写真3●1台で日本と海外の両サービスに対応
写真3●1台で日本と海外の両サービスに対応
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写真4●Type A/BをSIMに実装する説明をした資料
写真4●Type A/BをSIMに実装する説明をした資料
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 2012年6月20日から22日まで中国・上海で開催されたMobile Asia Expoで、NTTドコモはNFCのType AおよびType Bの機能を実装したSIMカード(UICC)を使ったデモを実施した(写真1写真2)。展示会でのデモは初となる。

 デモでは、Type A/B内蔵SIMカードを挿したシャープ製スマートフォンを使用。これをかざすだけで、NTTドコモが提供しているFeliCa対応の「iD」および米VisaのNFCサービスのいずれの支払いも実行できることを示した(写真3)。

 NTTドコモでは、今度の冬モデルからType A/B内蔵SIMの提供を開始する予定であるとしており、今後は日本でも海外でも分け隔てなく非接触ICカード技術を使ったサービスが使えるようになる。

 一方、FeliCa非対応のType A/B対応スマートフォンを日本で使う場合は、店舗のレジなどに設置しているリーダー・ライター側の対応が必要になる。現状はFeliCaのみの対応が中心だからだ。これについては、「現在更改時期が近づいているものが多いため、順次FeliCaおよびType A/B対応機に移行していくと考えられる。海外から日本に来るユーザーも順次使えるようになる」(NTTドコモ)と説明する。

 現在、NTTドコモは韓国KTおよび中国の中国移動とアライアンスを組んでおり、各国で同じようにサービスを受けられる環境づくりを目指している。今回のSIMカードは、そうした取り組みの一環でもある。

 Type A/B内蔵SIMを用いるソリューションは、2年前にスペイン・バルセロナで開催されたMobile World Congressで初めて一般に披露された(関連記事)。今回のMobile Asia Expoで配られた資料にも同種の説明が掲載されており(写真4)、2年を経て実現へと向かっていることが分かる。