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 ファスナーなど金属製品大手のYKKは2012年4月から、黒部工場(富山県黒部市)で消費電力とCO2排出量の削減を目的としたエネルギーマネジメントシステム(FEMS=Factory Energy Management System)を本稼働させた。共同開発した富士通が2012年6月25日に発表した。

 新システムを導入したのは、ファスナーを製造する黒部工場ファスニング事業金属材料製造部の製造工程である。金属の溶解炉など、各種生産設備機械に電力センサーを設置し、1分単位で消費電力量を取得する。これを機械の稼働環境や過去の生産実績などのデータと対比させて分析し、「ベストプラクティス」と言える最適な生産状況を特定。この生産状況を次回生産時に再現できるように機械を制御し、電力消費量削減と生産性・品質向上とを両立させる仕組みだ。

 YKKは黒部工場でノウハウを蓄積し、同様のシステムを他の製造工程や海外拠点にも展開していく予定だという。

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