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 米Symantecは現地時間2012年6月26日、企業が抱えるデジタル情報に関する調査結果を発表した。これによると、世界の企業が現在保有しているデジタル情報容量は2.2ゼタバイト(1ゼタバイトは10億テラバイト)で、そのコストは年間1兆1000億ドルに上る。

 調査は、38カ国の4506企業に勤める重役およびIT幹部を対象に実施した。回答者は、デジタル情報が自社の企業総価値の49%を占めると見積もっている。

 中小企業が保有するデジタル情報は平均563テラバイト、大企業は平均10万テラバイトで、2013年にそれぞれ前年比178%と67%増加する見通し。デジタル情報の年間コストは、大企業が平均3800万ドルであるのに対し、中小企業は平均33万2000ドルだった。しかし従業員1人当たりで考えると、中小企業(3670ドル)が大企業(3297ドル)を上回る。従業員50人の一般的な中小企業は情報管理に18万3500ドルかかり、従業員2500人の一般的な大企業は820万ドル費やしている。

 過去1年間に、69%の企業が人的ミス、ハードウエアの不具合、セキュリティ侵害など何らかのかたちで情報の紛失を経験した。機密情報が社外に流出した企業は69%、情報に関するコンプライアンス違反があった企業は31%だった。

 情報紛失が企業に与える影響としては、「顧客の喪失」(49%)、「評判およびブランドのダメージ」(47%)、「売上損失」(41%)、「経費増加」(39%)、「株価の下落」(20%)などが挙げられた。

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