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図●島根県「パートナー型ビジネス創出支援事業」のプロセスと補助対象(島根県の資料より引用)
図●島根県「パートナー型ビジネス創出支援事業」のプロセスと補助対象(島根県の資料より引用)
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 島根県は2012年7月2日、「パートナー型ビジネス創出支援事業」の第1号となる採択事業を発表した。ブライダル事業者とIT企業による「婚活応援システム」を採択。開発費用の半分を最大1000万円まで補助金として交付。事業は「リーン・スタートアップを強く意識したプロセスで進める」(島根県)としている。

 「パートナー型ビジネス創出支援事業」は、島根県が2012年度から開始した、県内の産業振興を目的とした施策。県内に事務所を置くサービス事業者と、県内のIT企業が連携し、新しいビジネスモデルを創出する取り組みを支援する。採択された事業に対して、開発費用の2分の1を、原則500万円、特例として1000万円を上限として交付する。

 採択された「婚活応援システム『メイト』フランチャイズ事業」は、マリエ・やしろが運営している婚活応援システム「やしろメイト」の業務ノウハウと運営システムをITを活用してフランチャイズパッケージ化し、婚活応援システム『メイト』として提供するもの。

 島根県では「マリエ・やしろとピーシーエッグの売上を大きく伸ばし、山陰の企業から全国区の企業へと成長させることはもとより、全国の婚姻数を増やすことによりブライダル業界、ひいては日本経済の発展にも寄与する、社会的にも意義のある事業」としている。

 事業はリーン・スタートアップと呼ばれる手法を取り入れて進める。リーン・スタートアップとは、短期間で仮説の検証とピボット(小さな方向転換)を繰り返し、ビジネスモデルを発見するプロセスである(関連記事:「リーン・スタートアップ」は起業家だけでなく大企業にも有効)。具体的には「申請段階での仮説に対して第1段階では、必要最小機能(MVP、Minimum Viable Product)による検証、評価を行い、それをクリアできて初めて第2段階であるサービス開発を行い、サービス開発後もサービス投入、検証、サービス改善へのフィードバックループを繰り返す」(島根県)。

 また島根県はRubyによる産業振興を進めており、システム開発にはRubyとアジャイル開発が採用される予定である。

 島根県では「パートナー型ビジネス創出支援事業」の申請者を引き続き募集している。事業の詳細は島根県のホームページに掲載している。