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 世界知的所有権機関(WIPO)と国際的ビジネススクールINSEADは現地時間2012年7月3日、世界の技術革新ランキングを発表した。トップ3は2年連続でスイス、スウェーデン、シンガポールが維持した。日本は25位だった。

 4位以下は、フィンランド、英国、オランダ、デンマーク、香港、アイルランド、米国と続いた。カナダがトップ10圏外に落ち、代わりにアイルランドが圏内に入ったほかは、トップ10の顔ぶれは昨年と変わっていない。

 同ランキングは、141カ国/経済圏について技術革新を促進する環境(Input)と革新がもたらす成果(Output)を総合評価し、指数(GGI:Global Innovation Index)を算出したもの。Input項目として社会および法制度、人的資本、インフラ、市場の洗練性、ビジネスの洗練性を、Output項目としてナレッジおよびテクノロジー、創造性を分析した。

 総合34位の中国は、ナレッジおよびテクノロジーに対する評価が高く、スイス、スウェーデン、シンガポール、フィンランドに続いて5位だった。しかし中国とインドはインフラなど環境の面で評価が低かった。ブラジルは、BRIC諸国(ブラジル/ロシア/インド/中国)の中で大きく出遅れている。

 一方日本はインフラでは7位の評価を得たが、ナレッジおよびテクノロジーは15位だった。創造性の評価も69位と、中国(56位)や韓国(59位)を下回った。

 また、Inputの評価とOutputの評価に基づいた革新効率ランキングでは、最も優れた効率で革新の成果を上げている国として中国が首位を獲得した。2位はインド、3位はモルドバだった。

 ランキングを含むレポートの全内容(PDF文書)はINSEADのサイトからダウンロードできる。

[発表資料(WIPOのプレスリリース)]
[全ランキング(PDF文書)]