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図●携帯電話大手3社の純増数推移
図●携帯電話大手3社の純増数推移
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 携帯電話・PHSの各事業者は2012年7月6日、2012年6月末時点の契約数を発表した。新規契約から解約を差し引いた純増数で、ソフトバンクモバイルが22万2300件と6カ月連続の首位を維持した。2位のKDDI(au)は12万6500件、3位のNTTドコモは1万1300件で、3社の順位は2012年1月以降、毎月変動なしの状態が続く()。NTTドコモはプリペイド契約における大量の自動解約が響いた。

 ソフトバンクモバイルは米アップルの「iPhone 4S」が引き続き好調。プラチナバンド対応の携帯電話「PANTONE 4 105SH」のほか、「みまもりケータイ」や「PhotoVision」も順調という。KDDIも「iPhone 4S」や「HTC J」の販売好調を維持しており、3月に始めた割引サービス「auスマートバリュー」による契約数の押し上げが効いているという。

 NTTドコモは、データ通信専用プリペイドプランの大量解約が純増数を押し下げる結果となった。同プランはソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が2011年12月17日に発売した「PlayStation Vita」向けに提供しており、180日間の利用期間と14日間の更新猶予期間を過ぎると自動解約となる。2012年6月はこれが約10万件あったという(プリペイド契約の純減は9万8700件)。純増数1万1300件は2006年10月のMNP開始以降、4番目に低い水準。

 番号ポータビリティ(MNP)による転入出状況は、KDDIが3万5900件、ソフトバンクモバイルが2万8400件の転入超過、ドコモが6万3400件の転出超過。KDDIは純増数で6カ月連続の2位だが、MNP転入数では9カ月連続の1位を維持した。

 携帯大手3社以外の純増数はウィルコムのPHSが4万4100件、2月にAXGPの商用サービスを始めたソフトバンク系のWireless City Planningが4万1100件、KDDI系のUQコミュニケーションズのWiMAXが24万5200件だった。UQコミュニケーションズは2011年12月以降、純増数が7カ月連続で15万件以上と好調が続く。累計契約数は290万6000件で、2012年7月中に300万件を達成できる見込み。