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写真●日本マイクロソフト 業務執行役員 Officeビジネス本部 本部長 ロアン・カン氏
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図●Excelの新機能「フラッシュフィル」。入力した一部の項目からその後の入力内容が予測可能な場合、すべての項目が自動で表示される
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 日本マイクロソフトは2012年7月17日、米マイクロソフトが次期Microsoft Officeのカスタマープレビュー版を公開したことに伴い、国内で製品に関する会見を開催した。カスタマープレビュー版は、17日より日本でも公開されている。

 日本マイクロソフト 業務執行役員 Officeビジネス本部 本部長のロアン・カン氏(写真1)によると、次期Officeのカスタマープレビュー版が用意されたのは、英語、スペイン語、日本語の3言語のみ。カン氏は「日本はマイクロソフトにとって重要な市場。また、日本のユーザーは製品に対して特有のニーズがあり、そのニーズを把握するためにも日本語でカスタマープレビュー版を提供することは意義のあることだ」と説明した。

 既報の通り、次期OfficeはWindows 8のタッチ操作に対応しているほか、デジタルペンを使って、コンテンツを作成したり、ノートにマーカーをひいたりできる“インク機能”を備える。SkyDriveやOfficeオンデマンドといったクラウドサービスにも対応する。

 このほか、ソーシャル機能を強化し、連絡先カードでFacebookやTwitter、LinkedInなど他社のソーシャルネットワークサービスのフィード情報やコンタクト情報が表示されるようになる。管理面では、Exchangeと組み合わせることで、メールの内容を分析して機密情報を誤った宛先へ送信することを防止するデータ漏洩防止(DLP)機能が可能になる。

 カスタマープレビュー版はストリーミングを使ったClick-to-Runテクノロジーを採用しているため、インストールサイトからダウンロードを開始して「数分でOfficeを使い始めることができる」(カン氏)。同技術では、数Mバイトをダウンロードした時点でユーザーが使いたいアプリケーションを検知し、そのアプリケーションの実行に必要な残りのファイルをストリーミングで提供するという。

 日本市場では、コンシューマー向けの「Office Professional 2013プレビュー」、中小企業向けの「Office 365 Small Business Premiumプレビュー」、エンタープライズ向けの「Office 365 ProPlusプレビュー」および「Office365 Enterpriseプレビュー」の4エディションが、カスタマープレビューとして提供される。

 現時点で同製品は開発段階であり、正式な製品発表の時期は明らかになっていない。カン氏は、「いつ発表できるかは、ユーザーからのフィードバックにかかっている。ユーザーがプレビュー版に満足し、今すぐにでも使いたいという声が多ければ製品リリースまでそう時間はかからないだろう」と述べた。