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戦略および特別プロジェクト担当コーポレートバイスプレジデントに任命されたMark Penn氏(左)。右はBill Clinton元大統領
戦略および特別プロジェクト担当コーポレートバイスプレジデントに任命されたMark Penn氏(左)。右はBill Clinton元大統領
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 米Microsoftが現地時間2012年7月19日に発表した2012会計年度第4四半期(2012年4~6月)の決算は、純損失が4億9200万ドルで希薄化後1株当たり損失は0.06ドルだった。前年同期は純利益58億7400万ドル(1株当たり利益は0.69ドル)を計上していた。米メディアの報道(Bloomberg)によると同社の四半期決算が赤字となるのは、上場以来初めてという。

 売上高は前年同期比4%増の180億5900万ドルで、第4四半期としては過去最高を記録した。営業利益は1億9200万ドルで同97%減少した。

 アップグレードキャンペーン「Windows Upgrade Offer」の繰延収入5億4000万ドルやオンラインマーケティング事業aQuantiveなどに関するのれん減損費用61億9000万ドルを調整した非GAAP(会計原則)ベースの場合、売上高は前年同期比7%増の185億9900ドル、1株当たり利益は同6%増の0.73ドル、営業利益は同12%増の69億2500万ドルとなる。

 事業別の売上高を見ると、WindowsおよびWindows Live事業は41億4500万ドルで前年同期比13%減少した。減収の主な要因として同社はWindows Upgrade Offerによる繰延収入の影響を挙げている。サーバーおよびツール関連事業は50億9200万ドルで同13%増加した。検索エンジン「Bing」などのオンラインサービス事業は7億3500万ドルで同8%増加。ビジネス部門は「Office 2010」の販売が引き続き好調で、同7%増の62億9100万ドルだった。ゲーム機などを手がけるエンターテインメント関連事業は17億7900万ドルで同20%成長した。

 2012会計年度通年(2011年7月~2012年6月)の売上高は前年度比5%増の737億2300万ドル、純利益は同26%減の169億7800万ドル(1株当たり利益は2.00ドル)、営業利益は同20%減の217億6300万ドルだった。

 また同社は、戦略および特別プロジェクト担当コーポレートバイスプレジデントにMark Penn氏を任命したことを明らかにした。同氏は現在、PR会社大手の米Burson-Marstellerと世論調査会社大手の米Penn Schoen Berlandで最高経営責任者(CEO)を務めている。Bill Clinton元大統領の顧問や、Hillary Clinton国務長官が2008年大統領選に出馬した際の選挙参謀を務めたことでも知られている。

[発表資料(決算)]
[発表資料(人事)]