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 ノルウェーのOpera Softwareは現地時間2012年7月19日、同年第2四半期のモバイル広告市場に関する調査結果を発表した。それによると、モバイルプラットフォーム別では米Appleの「iOS」が最も高い広告効果をもたらしているという。

 広告表示1000回あたりの収益額(eCPM)は、iOSが平均2.49ドルと最も高かった。「iPhone」が平均2.85ドル、「iPad」が平均3.96ドルだった。米Googleの「Android」は平均2.10ドルとiOSに次いで高い。米Microsoftの「Windows Phone」は0.20ドルで最も低く、カナダResearch in Motion(RIM)の「RIM OS」や オープンソースの「Symbian」を下回った。

 Operaの分析によれば、大型ディスプレイやタッチスクリーンなどの使いやすさ、広告からの手軽な電話発信やビデオ再生といった操作性に優れた端末が、より大きな広告収入をもたらす可能性が高い。より高度なデバイスの機能を活用したリッチメディア広告がクリックスルー率(CTR)を押し上げ、顧客エンゲージメントを高める傾向にある。Operaはその一例として、iOSやAndroidのブラウザーでサポートしている機能「HTML5 Canvas」を挙げている。

 地域ごとのモバイル広告アクセス状況は、北米が最も活発で世界全体の広告インプレッション数の73%を占めた。次いで欧州連合(EU)5カ国のシェアが13%、アジア太平洋地域が10%だった。国別では米国が最も多くのインプレッション数を生み出し、カナダ、英国、インドネシア、日本と続いた。

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]