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Google Fiberへの登録希望ページ
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 米Googleは現地時間2012年7月27日、光ファイバーを使った高速網「Google Fiber」の運用をカンザスシティー(カンザス州およびミズーリ州)で開始すると発表した。「平均的なブロードバンド網を100倍上回る通信速度を提供する」としている。

 サービス提供は段階的に行う。まずカンザスシティーを「fiberhood」と呼ぶ細かいコミュニティーに分割し、9月9日までの6週間、登録希望を受け付ける。登録希望者が一定数集まったコミュニティーに対してサービスを提供する。関心度が最も高いコミュニティーから順に開通する。

 Google Fiberでは三つのプランを用意する。(1)上り下りとも最大1Gビット/秒のインターネット接続や1Tバイトのオンラインストレージ「Google Drive」などを提供する「Gigabit Internet」プランは、初期費用が無料で月額利用料が70ドル。(2)これにテレビ配信サービスなどを組み合わせた「Gigabit+TV」プランは、初期費用が無料で月額利用料が120ドル。(3)「Free Internet」プランでは、初期費用が300ドル、月額利用料が無料で、下り最大50Mビット/秒、上り最大1Mビット/秒のインターネット接続を利用できる。

 Googleは2010年2月に家庭向け1Gビット/秒光通信サービスを試験提供するプロジェクトを発表し、サービス対象地域を公募した(関連記事:Google、米国で家庭向け1Gbps光通信サービスを試験提供へ )。この結果、1100を超える応募からカンザスシティーを選んだ。

 Googleによれば、現在の米国における高速インターネットサービスの平均通信速度はわずか5.8Mビット/秒で、「住居向けブロードバンド網が初めて導入された16年前をわずかに上回る程度」という。過去10年間に革新を遂げたコンピューティング性能とストレージ容量の驚異的な向上に遅れをとっており、Google Fiberでこの課題の解決に取り組むとしている。

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