PR

 北陸広域観光チャンネルネット構想準備会議(北陸総合通信局、金沢市、珠洲市、南砺市、ヨーズマー(事務局))は、構想の実現に向けて「エリア放送」や「デジタルサイネージ」などの取り組みを拡充する方針を決めた。

 北陸広域観光チャンネルネット構想は、北陸観光の玄関口(ポータル)や域内の観光導線の結節点(HUB)となる場所に、エリア放送やサイネージ、無線LANなど各種情報発信拠点を整備し、相互にネットワーク化しようというもの。相互の観光情報コンテンツの連動を促して、広域観光連携による北陸域内での観光客の周遊性・回遊性の向上と広域観光ブランドの形成を目指す。

 総務省北陸総合通信局と同構想準備会議は、4月27日から金沢駅東口にエリア放送の実験試験局を開局し観光広報番組などを放送するとともに、ホテル金沢の館内共聴システムに同様のコンテンツを配信する試験サービスを行ってきた。

 この試験サービスを経て、7月30日に開催した第3回会合で四つの拡充方針を決めた。その第1がエリア放送の取り組み強化であり、金沢駅東口の実験試験局を廃止し同地域でのエリア放送局の開局を目指す。また新たに別の地域(観光地、交通拠点など)でエリア放送局の開局を目指す、第2は、そのエリア放送局及び周辺ホテルへの配信(館内共聴システム)の運用を通じて、北陸広域観光チャンネルネット構想のコンセプトを実現するための自立発展モデル(官民連携、広告事業など)の検証、構築を目指すことである。

 第3として、広報効果の高い地点にエリア放送によるデジタルサイネージを設置することを挙げた。第4がコンテンツ(動画、データ放送)に対する取り組み強化であり、「屋外、ホテル内など利用シーンの違いを考慮したコンテンツ」「デジタルサイネージに適したコンテンツ」など関係者の協力を得つつ、様々な工夫を試行する。

 なおこれまで実施してきた試験サービスに対する視聴者アンケートでは、「74%が観光地の情報は現地に到着してから入手」「69%が視聴の感想として「良い」」「84%が訪問地以外の観光地の情報が欲しい」「88%がデータ放送が有効」と回答したという。「動画1本当たりの時間を短くすべき」「視聴方法が分かり難い」といった回答もあったという。

[発表資料へ]