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 米国の市場調査会社IDCは現地時間2012年8月2日、同年第2四半期(4~6月)の世界タブレット端末出荷台数(速報値)を公表した。それによると、出荷台数は前期から33.6%増、前年同期から66.2%増の2499万台に達した。

表●世界タブレット端末市場の出荷台数推移(単位は1000台)
ベンダー2012年第2四半期2011年第2四半期成長率
出荷台数市場シェア出荷台数市場シェア
Apple17,04268.2%9,24861.5%84.3%
Samsung2,3919.6%1,0997.3%117.6%
Amazon.com1,2525.0%0
ASUS8553.4%3972.6%115.5%
Acer3851.5%6294.2%-38.7%
その他3,06712.3%3,66824.4%-16.4%
全社合計24,994100%15,042100%66.2%
出典:IDC Worldwide Quarterly Media Tablet Tracker, August 2, 2012

 このうち1704万台を米Appleが占有した。同社の市場シェアは前年同期の61.5%から68.2%に拡大し、タブレット端末市場における存在感を高めている。2位の韓国Samsung Electronicsは239万台でシェア9.6%。3位の米Amazon.comは125万台で同5%。この後に、台湾ASUSTeK Computer(ASUS)が85万台でシェア3.4%、台湾Acerが38万台で同1.5%と続いた。

 Acerを除く4社はすべて出荷台数を伸ばした。Appleの出荷台数は、今年第1四半期の1180万台、2011年第4四半期の1540万台を上回り、四半期ベースで過去最高を更新した。Amazonは2011年第4四半期に「Kindle Fire」で初めて市場参入したため、前年同期との比較はないが、低迷した第1四半期から回復している。またSamsungとASUSはそれぞれ前年同期比117.6%増、115.5%増となり、2倍以上に拡大している。

 ASUSは、出足が好調な米Googleのタブレット端末「Nexus 7」を手がけているが、この数値が調査結果に反映されるのは第3四半期になる。今後が注目される(関連記事:Google、自社ブランドのタブレット端末「Nexus 7」を発表)。

 IDCはタブレット端末市場の競争は2012年後半も引き続き激しくなると見る。AmazonやAppleが新モデルを発表するほか、米MicrosoftのWindows 8、Windows RT搭載端末が続々と市場に投入されると予測している(関連記事:Microsoftの「Surface」タブレットの発売は10月26日、Windows 8と同時)。

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