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写真1●OSSオフィスソフト「LibreOffice 3.6」
写真1●OSSオフィスソフト「LibreOffice 3.6」
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写真2●透かし(ウォーターマーク)入りのPDF出力が可能になった
写真2●透かし(ウォーターマーク)入りのPDF出力が可能になった
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 非営利組織The Document Foundationは2012年8月8日(現地時間)、誰でも無償で利用できるオープンソースソフトウエア(OSS)のオフィスソフト「LibreOffice」の新バージョン「LibreOffice 3.6」(写真1)をリリースした。日本語を含む各国語に対応したWindows版、Mac OS X(OS X)版、Linux版インストーラパッケージを同組織の公式Webサイトからダウンロードできる。

 バージョン3.6では、新たに透かし(ウォーターマーク)入りのPDF出力(写真2)が可能になったほか、表計算ソフト(Calc)におけるセル内でのカラースケールおよびデータバーのサポートや、ワードプロセッサー(Writer)におけるステータスバーへの語数カウント表示機能の追加、プレゼンテーションソフト(Impress)における新しいマスターページの追加(10種類)など多くの機能追加や強化が施されている。

 各アプリ共通でルーラーおよびステータスバー部分における明瞭な3次元境界表示が撤廃され、なだらかに陰影がついた見た目に変更されていたり(Windows Vista/7の場合)、起動時のロゴ表示画面(スプラッシュスクリーン)が新しくなっていたりするなど、GUIに関しても様々な変更が加えられている。その他、日本のはがき用紙サイズ指定のサポートや読み出し専用文書の編集許可といった細かい変更点やバグ修正も数多く存在する。

 LibreOfficeは、OSSオフィスソフトの「OpenOffice.org」(現Apache OpenOffice)から派生したソフトウエア。2010年に米オラクルがOpenOffice.orgの開発元だった米サン・マイクロシステムズを買収したのをきっかけに、OpenOffice.orgの主要メンバー(当時)がThe Document Foundationを結成して開発が始まった。今回リリースしたLibreOffice 3.6は、最初のメジャーバージョンである「3.3」(2011年1月公開)から数えて4回目のメジャーリリースとなる。