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 米シスコシステムズは米国時間の2012年8月15日、5-7月期の決算を発表した。売上高は116億9000万ドル、純利益は19億1700万ドルで、それぞれ前年同期比4%増、56%増となった。好決算を受けて、8-10月期の配当を1株あたり0.14ドルと、5-7月期より75%も引き上げる。

 決算後に、シスコのジョン・チェンバーズCEO(最高経営責任者)は米CNBCテレビに出演し、配当増について「株主の声を聞いて、それに応える余裕ができた」とした。また数週間前に自ら英国を訪問して景気動向を探ったことを明らかにし、「状況は厳しくなっている」と欧州経済への先行きを語った。その上で、成長を続けるために「新興国に経営資源を移行する」との方針を示した。チェンバーズCEOは、企業のCEOが投資に慎重になっているとの認識を示し、IT投資もやや減速するとの見方を語った。