PR
写真●ネクストワークフロー4.1(ColdFusion10対応版)の画面
写真●ネクストワークフロー4.1(ColdFusion10対応版)の画面
[画像のクリックで拡大表示]

 リンコムは2012年8月20日、稟議申請ワークフローソフトの新版「ネクストワークフロー4.1(ColdFusion10対応版)」(写真)を発表し、同日出荷を開始した。新版では、前提となるJava基盤ソフト「ColdFusion」のバージョンを拡大し、最新版の上でも動作するようにした。これにより、カスタマイズ次第で、HTML5など、ColdFusionの最新版が備える機能を活用できるようになった。

 Web型で動作する稟議申請ワークフローソフトである。前提となるソフトウエアスタックとして、(a)アドビシステムズのJavaアプリケーションサーバーソフト「Adobe ColdFusion」と、(b)ColdFusion上で動作するグループウエアソフト「リンコムネクスト5.0(ColdFusion10対応版)」---、を利用する。リンコムネクスト5.0に対する機能追加オプションという位置付けである。

 新版では、ColdFusionの最新版であるColdFusion 10の上でも動作するようにした(従来版はColdFusion 10の上では動作しないが、新版はColdFusion 9およびColdFusion 10のいずれの上でも動作する)。ただし、新版であってもColdFusion 10に固有の機能は標準では利用しておらず、ColdFusion 10に固有の機能を使うためには、別途ユーザーが追加で開発する必要がある。

 なお、ColdFusionとは、開発生産性に注力したWebアプリケーション開発ソフト。Javaアプリケーションサーバー(Apache Tomcat)をベースにしつつ、HTMLに独自タグを埋め込むスタイルの独自言語「CFML」(ColdFusion Markup Language)を使って簡単にアプリケーションを開発できるのが特徴。最新版のColdFusion 10では、WebSocketを使った双方向通信をCFMLとJavaScriptだけで記述できるようにするなど、HTML5を使ったアプリケーションを用意に開発できるようにしている。

企業間での利用やカスタマイズ性に注力したWeb開発基盤

 ネクストワークフローの主な特徴は三つある。一つは、ユーザー数無制限のサーバーライセンスを採用したこと。利用者がその都度変わっても、誰が何人使っても構わないので、複数の企業をまたがったワークフロー処理を、ライセンスを考慮することなく実現できる。リンコムでは、この特徴を指してグループウエア(企業間ウエア)と呼んで既存のソフトと差異化を図っている。

 二つ目の特徴は、ベースとなる基盤ソフトにWebアプリケーション期開発環境であるColdFusionを利用していることと、この上で動作するネクストワークフロー4.1/リンコムネクスト5.0について、ソースコード公開ライセンスを用意していること。これらの特徴により、アプリケーションのカスタマイズや独自機能の追加開発などが容易になっている。

 三つ目は、基盤となるグループウエアソフトであるリンコムネクスト5.0の特徴として、ネクストワークフロー4.1以外にも、各種の基本アプリケーション群を追加拡張できることである。スケジューラーや施設予約、掲示板、文書共有など、グループウエアの基本機能群(全13機能)を、機能ごとに追加購入できる。

 価格(税別、以下同)は以下の通り。ネクストワークフロー4.1と、グループウエア基盤のリンコムネクスト5.0は、それぞれ別個に購入する必要があり、価格はいずれも、1サーバー当たり100万円、保守サポート(必須)が年額20万円、ソースコード公開ライセンスが100万円。

 稼働環境は、以下の通り。サーバー(ColdFusion、リンコムネクスト5.0、ネクストワークフロー4.1)の稼働OSは、Windows Server 2008。別途、Adobe ColdFusion9/10が必要。このほかに、リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)として、SQL Server 2005/2008またはOracle Database 11g(JDBC経由)が必要。