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写真●Bit Cruiser Process Management 1.5の画面(インポート画面の一部)
写真●Bit Cruiser Process Management 1.5の画面(インポート画面の一部)
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 キーポート・ソリューションズは2012年8月21日、Web型で動作するサービスデスク/ヘルプデスク業務ソフトの新版「Bit Cruiser Process Management 1.5」(BCPM、写真)を発表、同日提供を開始した。新版では、UIの改善やデータ連携によって、インシデント情報の入力負荷を軽減した。価格(税別、以下同)は238万円から。

 BCPMは、サービスデスク業務ソフト。企業の情報システムを利用するエンドユーザーからの問い合わせや、システム監視ソフトから報告されたシステム障害などを、インシデント(サービス対応案件)として登録/管理する。この上で、システム運用の担当者間のワークフロー機能を提供する。システムの構成情報や、過去の案件の履歴などを知識として利用できる。

 市場にあるほかのサービスデスク業務ソフトと比べて、同社が特徴として挙げるポイントは、(1)ノンプログラミングでデータ入力フォームやワークフローを設計/定義できること、(2)Adobe Flex(Flash)によるリッチなフォーム画面を利用できること、(3)過去の履歴の検索機能や申請の差し戻し機能などを充実させていること---などである。また安価な点も特徴としている。

インシデントの登録負荷を軽減

 今回の新版では、インシデントの登録負荷を下げた。まず、インシデント登録フォーム画面の使い勝手を改善した。例えば、データ入力時にワンボタンで任意のヘルプファイル(PDF形式かHTML形式)をポップアップ表示できるようにした。さらに、入力データが項目間で相互に関連する場合、一方の項目を確定すると、他方の項目の選択肢が自動的に絞り込まれるようにした。

 データ入力画面の改善のほかに、ほかのシステムからインシデントのデータをインポートするためのオプションソフト「Bit Cruiser Integrated Monitoring」(BCIM)も、今回新規に用意した(オプション価格は10万円)。これを使うと、CSV(カンマ区切り)またはTSV(タブ区切り)テキストでインシデント情報を取り込むことができる。手動でCSV/TSVファイルを指定して取り込めるほか、監視フォルダー上に生成されたCSV/TSVファイルを指定した間隔で自動的に取り込むことができる。

 BCPMはJavaで開発されたWebアプリケーションであり、稼働OSはWindows Server 2003/2008またはUbuntu 10.04。別途、データベースとしてPostgreSQL 8.4を使う。クライアント環境はAdobe Flex(Flash)で、Webブラウザー(Internet Explorer 7/8)を利用する。

 BCPMをSaaS型で提供する「BCPM Light」も、2012年8月8日から提供している。ただし現時点では、SaaS版で利用できるBCPMは旧バージョンに限られる。今後、BCPM 1.5をSaaSにおいても利用できるようにしていく予定である。