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写真●パスワードマネージャーの管理画面
写真●パスワードマネージャーの管理画面
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 トレンドマイクロは2012年8月27日、Webサイトに対するID/パスワードの入力を自動化するクラウドサービス「パスワードマネージャー」(写真)を発表した。WebブラウザーにID/パスワードを保存する必要がなくなるため、セキュリティが高まる。価格(税込み)は月額150円で、8月30日に販売/提供開始する。

 WebサイトにログインするためのID/パスワードを一元管理するサービスである。Webブラウザーのプラグインとして動作し、ログイン時にID/パスワードの入力を代行する。ユーザーは、マスターパスワードを一つだけ記憶/管理すればよく、個々のWebサイトごとにID/パスワードを記憶/管理する必要がない。

 最大の特徴は、ID/パスワードを、同社のデータセンター側で保存/管理することである。Webブラウザー上にID/パスワードを保存しなくてよいため、Webブラウザーが動作するパソコンやスマートデバイスの盗難/紛失時や不正アクセス時に、ローカルディスクからID/パスワードが漏えいすることを防止できる。

Webブラウザーのパスワード保存機能をクラウドで代替

 具体的な使い方は、以下の通り。通常は、Webブラウザー自体が備えるパスワード保存機能をOFFにして使う。Webサイトへの初回ログイン時に、パスワードマネージャーのポップアップメニューが出て、パスワードを登録するかどうかを聞いてくる。登録サイトへのログイン時には、自動ログインするか、いったんログイン確認画面を一つ挟むかを選択できる。管理画面からは、登録情報のメンテナンスや例外サイトの登録などができる。

 マスターパスワードとして利用できる文字列は6~20字で、文字、数字、記号の中から2種類以上を使う必要がある。稼働環境は、Windows版がWindows XP/Vista/7で、WebブラウザーはInternet Explorer 7/8/9、Firefox 3.6~13.x、Google Chrome 6.x~22.x。Android版がAndroid 2.x/4.0で、Android標準ブラウザーを利用できる。2012年9月中に、iOS版(iOS 3.x/4.x/5.0、Safari)も提供する。

 なお、同社はこれまで、管理できるID/パスワードを5件までに制限した無料版を配布してきた。今回、機能制限を撤廃した有償版を追加した形である。ユーザー獲得目標は、有償版と無料版と合わせて、2012年12月末までに30万人。