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 米IBMは現地時間2012年8月27日、人材管理サービスの米Kenexaを約13億ドルで買収することで両社が最終合意に達したと発表した。IBMはKenexa株1株につき現金46ドルを支払う。買収手続きは2012年第4四半期に完了する見込み。

 Kenexaは、クラウドベースの人材管理システムと人事コンサルティングサービスを提供しており、企業の主要部門にわたる効率的な人材管理を支援する。金融、製薬、小売販売などさまざまな業界の8900社以上を顧客に持ち、Fortune 500企業の半数以上が同社製品を採用しているという。21カ国で事業を展開し、2800人以上の従業員を抱える。

 IBMは、ビッグデータ解析で強みを持つ自社ソリューションとKenexaのシステムを統合することで、企業の各部門が適切なスキルを獲得し、適材適所の人事を実現することができるとしている。

 1株46ドルという買収額は、8月24日のKenexa株の終値である32.39ドルに42%のプレミアムを上乗せした金額。買収計画の発表を受け、同社株価は8月27日に13.40ドル高(41.37%高)の45.79ドルに上昇した。

 人材管理システム市場は競争が高まっており、米Oracleが今年前半に19億ドルで米Taleoを、ドイツSAPが昨年12月に34億ドルで米SuccessFactorsを買収している(米Wall Street Journalの報道)。

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