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写真1●オークローンマーケティングのハリー・A・ヒル社長
写真1●オークローンマーケティングのハリー・A・ヒル社長
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写真2●NTTドコモとの協業の主な取り組み
写真2●NTTドコモとの協業の主な取り組み
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 NTTドコモが51%出資するテレビ通販会社、オークローンマーケティングは2012年9月5日、ハリー・A・ヒル社長が通販関連会社の業界団体「ERA(Electronic Retailing Association)」(本部:米国ワシントンDC)の理事長に9月9日付で就任すると発表した。説明会に登壇したヒル社長(写真1)は来年1~3月にタイとフィリピンに進出する計画も明らかにし、「NTTドコモと組んで日本の良い商品を東南アジア、世界に展開していきたい」と抱負を述べた。

 オークローンマーケティングは日本で「ショップジャパン」や「ヒルズコレクション」、「エクサボディ」のブランド名で通販サービスを展開するが、海外では「ショップジャパン」に一本化。「トゥルースリーパー」(低反発マットレス)や「パワージューサー」(キッチン家電)、「ヒルズダイエット」(ダイエット食品)などの商品を販売する計画である。「日本の品質の良さ、おもてなしのサービスで十分戦っていける」(ヒル社長)と自信を示した。

 2009年4月に資本提携したNTTドコモとの協業も順調に進んでいる。NTTドコモの会員サービス(ドコモプレミアクラブ)のポイントによる商品購入、スマートフォンやタブレット端末などへの番組配信、商品の取り扱い方法を説明する動画の提供、おサイフケータイやDCMX(クレジットカード)の取り扱いなどを始めたという(写真2)。オークローンマーケティングの2011年度の売上高は約540億円。NTTドコモ フロンティアサービス部長の中山俊樹執行役員は「伸びは予想以上。連結業績への貢献も大きく、高く評価している」とした。

 両社は今後も協業を深めていく考え。ヒル社長は米国の通販市場が日本の30倍以上の約153兆円規模となっている点を挙げ、「日本はまだ成長の余地が大きく、普通に進んでも現在(5兆円)の10倍に伸びるのでは」との見通しを示した。海外展開における協業については「ドコモの資産をフル活用して進めていくが、具体的な内容はまだ検討中」(中山執行役員)との回答にとどめた。