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 キヤノンソフトウェアは2012年9月6日、米Amazon Web Services(AWS)が提供するクラウドサービス上で稼働するWebアプリケーションの開発・実行環境の新版「Web Aviator v1.1.0」を発表した。画像処理機能やワークフロー機能、オンプレミスのシステムとの連携機能などを強化した。

 Web Aviatorは、AWSのクラウドサービス「Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)」と「Amazon Relational Database Service(Amazon RDS)」上で開発・実行環境を提供する。あらかじめ用意された仮想マシンAWS上で起動すれば、すぐに開発環境を利用できる。Webブラウザー上のGUIツールによって、画面やロジックなどを定義してアプリケーションを開発可能で、開発したアプリケーションは、AWS上にデプロイして実行する。

 新版では、「タブレット端末やスマートフォン環境向けのアプリケーション開発の目的で、ユーザーから要望の多かった機能を強化した」(新規事業推進本部 商品企画部 商品企画1課 課長 細貝恵氏)という。その一つがWebアプリケーションの画面上に画像データを表示する機能。サムネール表示にも対応し、「スマートデバイスで求められるリッチなユーザーインタフェースを実現できる」(同)。また、申請や承認、差し戻しといったプロセス部品からなるワークフロー機能も追加。これもモバイルアプリケーションの開発で要望が多い機能という。

 そのほか新版では、Webサービス(REST API)を使ってオンプレミスの基幹システムや他のクラウド上のアプリケーションと連携する機能も新たに備えた。

 価格は、開発・テスト用の「Web Aviator Sライセンス」は無償。開発・テスト・本番用のライセンスを含む「Aviator Fライセンス」が年間18万円(10ユーザー)から。従来は50ユーザーからのライセンスしかなかったが、より小規模なシステムから利用しやすくした。