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 ベーシックは2012年9月10日、Android向けのMDM(モバイル端末管理)ソフトの新製品として、ネットワークの利用環境に応じてセキュリティポリシーを使い分けられるようにしたソフト「B-Link MDM」を発表した。提供開始次期は2012年10月で、SaaSまたはオンプレミス版で提供する。

 端末上で専用のエージェントを動作させ、管理サーバーソフトをSaaSまたはオンプレミス版として提供する。一般的なMDM機能を備え、ホワイトリスト/ブラックリストによる起動アプリケーションの制御、デバイス情報やインストールアプリケーションの把握、ログ収集、リモート消去/ロック、画面キャプチャの抑止---、などが可能。

 最大の特徴は、社内LANに接続しているかどうかといったネットワークの利用条件に応じて、起動できるアプリケーション(ホワイトリスト/ブラックリスト)などのセキュリティポリシーを切り替えられることである。条件は、接続ネットワーク(携帯電話網、無線LANのSSID、IPアドレス)の判定、接続先URL、起動しているアプリケーション---の三つの要素を自由に組み合わせて設定し、それぞれの条件に応じて任意のポリシーを割り当てることができる。

接続ネットに応じてポリシーを切り替える既存ソフトを強化

 なお、B-Link MDMは、2012年4月に提供を開始した既存ソフト「B-Link IPCC for Android」の機能上位版に相当する。B-Link IPCC for Androidは、接続先ネットワークを判別し、これに応じてセキュリティポリシーを切り替えるソフトである。これに対してB-Link MDMでは、接続先ネットワークだけでなく、接続URLと起動アプリケーションも判別できるようにした。さらに、リモート消去/ロックやデバイス情報の収集といったMDMの基本機能を追加した。

 B-Link MDMの価格は未定だが、既存ソフトのB-Link IPCC for Androidよりも若干高い価格を想定しているという。B-Link IPCC for Androidの価格は、ライセンス単体で1ライセンス当たり月額250円(税別)。設定代行や保守などのサービスやセキュアブラウザー(オプション)を含んだフル機能版で1ライセンス当たり最大で月額600円程度から。初期費用は、企業当たり5万円程度。