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米国特許「7469381」
米国特許「7469381」
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 米Appleは米Google傘下のMotorola Mobilityを相手取ってドイツで起こしているモバイル関連の特許侵害訴訟で勝利したようだ。特許関連ブログ「Foss Patents」をはじめとする複数の米メディア(InfoWorldCNETなど)が現地時間2012年9月13日に報じたところによると、ミュンヘンの地方裁判所はMotorolaがAppleの特許を侵害したことを認める判決を下したという。

 Appleが問題としている特許は、タッチスクリーンにおけるスクロール操作などに関する欧州特許「2126678」。リストをスクロールして最後まで達すると跳ね返る動作をする「バウンスバック」あるいは「バウンススクロール」と呼ばれる技術をカバーするもので、米国特許「7469381」に相当する。

 特許を侵害したとされるMotorola製品には、Googleの「Android」をOSに採用した「XT720」「Defy」「Atrix」「Xoom」が含まれる。

 AppleはドイツにおけるMotorola製品の販売差し止めを請求できるが、請求権の行使には2500万ユーロが必要となる。1000万ユーロを追加すれば特許侵害製品の廃棄を、さらに1000万ユーロで出荷済み製品の回収を求めることができる。

 Motorolaは上訴するか、あるいはソフトウエアから問題の技術を取り除いて対処する可能性がある。

 Appleの同特許を巡る裁判では、韓国Samsung Electronicsが米カリフォルニアで敗訴し、10億5000万ドルの損害賠償支払いを命じられている(関連記事)。