PR
写真●快作ビジネス+のWeb画面
写真●快作ビジネス+のWeb画面
[画像のクリックで拡大表示]

 日立ビジネスソリューションは2012年9月19日、中小規模の小売流通の卸業に特化した販売業務パッケージソフト「快作ビジネス+」(写真)を発表、同日販売を開始した。2012年11月に出荷する。取引先(小売業/店舗)や仕入先(生産/製造業など)との商取引を管理するソフトであり、販売管理の諸機能(販売/在庫/購買)を備えるほか、EDI(電子データ交換)ソフトと連携し、取引の承認ワークフロー機能を提供する。

 特徴は、周辺ミドルウエアを含めてパッケージ化して提供できること。具体的には、(1)モバイルアクセスサービス「快作モバイル+」(同社が提供)、(2)EDIソフト「ACMS B2B」(データ・アプリケーションが開発)、(3)帳票/BI(ビジネスインテリジェンス)ソフト「DaTaStudio@WEB」(DTSが開発)、をセットにして料金メニュー化した。

 (1)は、特徴の一つとして、モバイルアクセスのための中継サービス(快作モバイル+)を提供するとともに、タブレット端末向けのWeb画面を新規に開発した。快作モバイル+は、モバイル端末から社内のWebシステムを利用するためのアクセス仲介ゲートウエイサービスであり、社内LAN上にある快作ビジネス+を社外から利用できるようにする。用意したWeb画面(HTML)は、パソコンとタブレット共通のものであり、タブレットでの利用を意識した画面デザインにした。

DALのEDIソフトも合わせて構築可能

 (2)のEDIソフトとの連携では、条件に応じてEDIソフトを駆動して自動発注する機能や、受発注の承認ワークフロー画面などを提供する。連携させるEDIソフトの種類は問わないが、同社が販売しているACMS B2Bを使うと、システム構築にかかる費用が安価に済み、標準の料金メニューの範囲で提供できるとしている。

 なお、ACMS B2Bは、取引先や仕入先と通信するための標準的なEDIプロトコルを一通り備えたEDIエンジンソフト。JCA手順などのレガシープロトコルのほか、EDIINT AS2(プッシュ型)、ebXML MS(プル型のクライアントおよびサーバー)、JX手順(プル型のサーバー)を搭載。快作ビジネス+とのパッケージでは、4回線分のライセンスを標準料金で提供する。

SI費用をパックにして料金メニュー化

 価格(税別)は、快作ビジネス+のライセンス単体が、1サーバー10クライアントの最小構成で300万円。なお、同社では、SI(システム構築)サービスを含んだ推奨パッケージメニューとして、フル機能版の「EDI、モバイル、帳票作成構築モデル」と、最低限の「モバイル活用モデル」の2種類を用意し、料金メニュー化している。フル機能版の価格は2000万円台の前半。販売目標は、SI費用などを含め、今後1年間で15億円。

 稼働環境は、以下の通り。快作ビジネス+のサーバーソフトは、Windows Server 2008 R2、.NET Framework 4.0、IIS(Internet Information Services) 7.5、SQL Server 2012。クライアント画面(HTML)は1種類で、Webブラウザーから利用する。利用可能なWebブラウザーは、Windowsクライアントの場合はInternet Explorer 8/9およびChrome 21.0以降。タブレットの場合はiPad(iPad 2以降)の標準ブラウザー。今後、AndroidタブレットのWebブラウザーを順次動作保証の対象に加える予定。