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写真●米Microsoftが独自開発するタブレット端末「Surface」
写真●米Microsoftが独自開発するタブレット端末「Surface」
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 米MicrosoftのSteve Ballmer最高経営責任者(CEO)は、米紙「Seattle Times」のインタビューで独自開発のタブレット端末「Surface」(写真)の販売価格を300~800ドルの間に設定する可能性を示唆した。

 Seattle Times電子版が掲載した現地時間2012年9月15日付けの記事によると、「Surfaceは米Appleの『iPad』に価格で勝負するか、機能で勝負するか」との問いに、Ballmer氏は「価格についてはまだ発表していないが、当社は機能の観点からたいへん競争的な製品を持っていると思う」と答えた。さらに、「パソコン市場の大半を見ると、おそらく300ドルから約700あるいは800ドルの間がスイートスポットだ」と述べている。

 Surfaceは「すべてMicrosoft社員が発想、設計、構築した」とする製品で、10.6インチの高精細(HD)ディスプレイを備える。Windows 8のARM版である「Windows RT」を搭載したモデルと、Windows 8の上位エディション「Windows 8 Pro」を搭載したモデルを用意する。まずRTモデルを10月26日に発売し、約3カ月後にProモデルをリリースする予定となっている(関連記事:Microsoftの「Surface」タブレットの発売は10月26日、Windows 8と同時)。

 Ballmer氏はインタビューで、「ほとんどの人はiPadをばか高いとは言わないだろう。価格がより低い製品はその分劣り、安っぽく見える」と競争的価格を付けることを暗に否定した。また、米Amazon.comの「Kindle Fire」端末を引き合いに出し、「Kindleなどの7インチタブレット端末を宿題に使うか誰かに聞いてみるといい。返事はノーだ」と述べ、199ドルのKindle Fireが機能的に十分とはいえないとの見解を示した。

 iPadの最新機種は現在、Wi-Fi接続専用の16Gバイトモデルが499ドル、32Gバイトモデルが599ドル、64Gバイトモデルが699ドルで、Wi-Fiおよび携帯電話ネットワーク対応モデルが629~829ドルで販売されている。また米CNET News.comの報道によると、台湾ASUSTeK ComputerはWindows RT搭載タブレット端末を599ドルで、Surface Proモデルと同様の上位機種を799ドルで投入する見込み。台湾AcerはWindows 8搭載タブレット「Iconia W510」を約712ドルで発売すると見られる。