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写真 木田社長(右から2番目)と、「荒野の七人」の吹き替えを担当する声優
写真 木田社長(右から2番目)と、「荒野の七人」の吹き替えを担当する声優
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 スター・チャンネルは2012年9月24日の会見で、過去の名作映画をノーカットの吹き替え版として現代に蘇らせるプロジェクトを2013年に開始すると発表した。

 スター・チャンネルが運営する三つのBS放送チャンネルの一つである「スター・チャンネル3」は、日本語吹き替え専門チャンネルという位置付けである。編成戦略本部長の三上義之氏は、「このチャンネルを日本語吹き替え専門チャンネルとした当初は、なぜ吹き替え版なのか、という意見が届くこともあった。最近では、吹き替え版のほうが楽に視聴できる、という意見が来ている」「吹き替え作品の視聴者は時間が経つごとに増えている」という。こうした吹き替え版へのニーズの高まりに応えるべく、今回のプロジェクトを実施することにした。

プロジェクト第一弾は「荒野の七人」

 プロジェクトの第一弾として、往年のアクション映画「荒野の七人」の「新録・完全吹き替え版」を放送する。「豪華声優陣を起用したオリジナル吹き替え版を制作する」という。吹き替えを担当した声優陣へのインタビューやアテレコ風景などを収録したオリジナル番組も合わせて放送し、吹き替え映画の魅力や楽しみ方をより多くの視聴者に訴求することを目指す。

 スター・チャンネルによると、「名作と呼ばれる作品であっても、今ではもうノーカット吹き替え版として見ることができないものが数多く存在する」という。今後、視聴者のリクエストなどを基に、吹き替え作品の制作を推進する方針である。

「BS3チャンネル体制への移行はおおむね成功」と木田社長>

 今回の会見では、スター・チャンネルのBS放送3チャンネル体制への移行から約1年が経過したことについて、代表取締役社長の木田由紀夫氏が意見を述べた。それまでのBS放送1チャンネル体制から3チャンネル体制への移行は、「おおむねうまくいったと思っている。BSの第10チャンネルはスター・チャンネルということをほぼ定着させることができた」とした。

 3チャンネル体制への切り替えから約1年経過した段階で、スター・チャンネルの認知度の調査をしたことも報告した。以前の調査ではスター・チャンネルの認知度は約30%だったが、「今回の調査では45%となった。まだまだではあるが、目標とする50%に近づいてきた」と述べた。