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 米TiVoは現地時間2012年9月24日、米Verizon Communicationsとの間で争っていたビデオサービス関連の特許侵害訴訟が和解に達したと発表した。和解条件のもと、VerizonはTiVoに2億5040万ドル以上を支払い、両社は互いに訴訟を取り下げる。また両社はデジタルテレビに関する特許の相互ライセンス契約を締結する。

 Verizonはまず1億ドルを現金で支払い、2018年7月まで年4回分割で合計1億5040万ドルを支払う。さらに、想定した水準を上回るDVRユーザー数に応じて、2018年7月まで追加のライセンス料を毎月支払う。

 そのほか、両社は将来的なインターネットビデオ配信サービスに関して協力する。Verizonと米Redboxの合弁会社が開発するビデオサービスを通じて配信されるコンテンツを、TiVo製DVRユーザーがアクセスできるようにする。

 TiVoは2009年に、同社の「タイムワープ」技術などに関する特許が不正使用されたとしてVerizonと米AT&Tを米テキサス州東部の連邦地方裁判所に提訴した。AT&Tとは今年1月に約2億1500万ドルで和解している。また3年にわたって係争を繰り広げた米DISH Network(旧EchoStar Communications)とは昨年5月に約5億ドルで和解した。

 なお米英メディアの報道(CNET News.comFinancial Times)によると、Verizonは米ActiveVideoからもビデオ・オンデマンド関連の特許侵害で2010年に訴えられ、裁判で2億6000万ドルの支払いが命じられた。Verizonは判決を不服として上訴していたが、上訴裁はVerizonの主張を退け、地裁の判決を支持した。

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