PR
画面●Understand 3.0の画面
画面●Understand 3.0の画面
[画像のクリックで拡大表示]

 テクマトリックスは2012年9月26日、ソフトウエアの構造を可視化するソースコード解析ソフトの新版「Understand 3.0」(画面)を発表、同日に出荷開始した。新版では、COBOL、Objective-C、Pythonについても解析できるようにした。価格(税別)は、マシン固定ライセンスが1台当たり19万8000円、同時使用ライセンスが同時1ユーザー当たり39万8000円。開発会社は、米SciTools。

 ソフトウエアの構造を可視化するソフトである。大規模で複雑なソフトウエアの構造をできるだけ早く把握したい、という用途に適する。アーキテクチャーから個々のクラス/関数まで、各種の粒度でソースコードを解析可能。呼び出しや参照、クラスの構成、制御フローなどをグラフィカルに可視化する(Visio形式で出力することもできる)。個々のエンティティーをクリックすれば、詳細なコードを参照できる。

 コードメトリクスの分析機能も備える。ソースコードの複雑度を、Cyclomatic(サイクロマチック)複雑度、LCOM(結合性の欠如)、DIT(最大継承ツリー)、CBO(結合されたクラスの数)といった70種類のコードメトリクスを用いて分析する。分析したメトリクス値は、マップの大きさと色の濃さで可視化できる。

レガシーアプリを解析可能に、解析補助機能も強化

 新版では、解析可能な言語として、COBOL、Objective-C、Pythonの三つを追加した。これにより、レガシーアプリケーションやiPhoneアプリケーションなども解析できるようになった。解析可能な全言語は、以下の通り。Ada、アセンブリ言語、C/C++、Objective-C/C++、C#、COBOL、FORTRAN、JOVIAL、Java、Pascal、PL/M、Python、VHDL、Web系(PHP、HTML、CSS、JavaScript)。

 新版ではまた、C/C++言語の構文解析エンジンを刷新した。C++テンプレート、オーバーロード関数、COMクラスを、より厳密に解析するようになった。

 このほかの新機能は、make/Makefileをトレースすることで、ビルドに必要なファイルやインクルードパス設定、マクロ定義などの情報を収集できるようになった。また、解析補助機能を強化し、解析時に見つからなかったインクルードファイルを検索し、その場で手動で設定できるようになった。