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図●両社の提携で実現するサービスの全体像と日立システムズが販売を始めた五つのクラウドサービスの位置付け
図●両社の提携で実現するサービスの全体像と日立システムズが販売を始めた五つのクラウドサービスの位置付け
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 日立システムズと日本マイクロソフトは2012年9月26日、クラウドサービスの提供に関して業務提携したことを発表した。同提携に基づき、日立システムズがMicrosoft Windows Server 2012 Hyper-Vをベースにした5種類のクラウドサービス(後述)を同日から販売開始したことも併せて発表している。

 両社による提携内容は、(1)Windows Server 2012 Hyper-Vをベースとしたクラウドサービスの販売、(2)Windows Server 2012 Hyper-Vサーバーおよび統合管理製品Microsoft System Centerを使ったデータセンターや顧客サイトのサーバー仮想化事業、(3)Hyper-V技術者や営業担当者、関連資格取得者の育成---の三つを柱とする。

 (1)のWindows Server 2012 Hyper-Vをベースとしたクラウドサービスの販売では、「コミュニケーションシステム クラウドサービス」「仮想化クリニックサービス」「Hyper-V プライベートクラウド構築サービス」「オンサイト型リソースオンデマンドサービス」「BusinessStage仮想デスクトップサービス」という五つのサービスを用意する()。

 コミュニケーションシステム クラウドサービスは、Exchange ServerやSharePoint Server、Lync Serverを組み合わせたコミュニケーション環境をクラウドで提供するサービス。仮想化クリニックサービスは、ユーザー企業の既存サーバー環境からデータを収集および分析してHyper-Vを導入した場合の効果を具体的に数値化し、詳細にレポーティングするサービスである。

 Hyper-V プライベートクラウド構築サービスは、Windows Server 2012のHyper-VとSystem Centerを利用して、ユーザー企業がプライベートクラウド環境を構築するのに必要なサーバーやストレージ、関連ソフト、導入サービスなどをパッケージ化したもの。オンサイト型リソースオンデマンドサービスでは、Hyper-Vによる構築済みの仮想環境をユーザーサイトにオンデマンドで提供する。

 BusinessStage仮想デスクトップサービスは、日立システムズのデータセンターにHyper-Vおよび米シトリックス・システムズのXenAppを組み合わせたデスクトップ環境を構築し、仮想デスクトップサービスとして提供するものである。

 (2)のWindows Server 2012 Hyper-VサーバーおよびSystem Centerを使ったサーバー仮想化事業では、日立システムズが今後3年間で1万サーバーの仮想化を目指すという。(3)のHyper-V技術者や営業担当者、関連資格取得者の育成では、日本マイクロソフトによる支援の下、日立システムズが今後3年間で3000人のHype-V技術者と800人のHyper-V営業担当者、500人のHyper-V関連資格取得者の育成を目指すとしている。