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図●ハードディスク装置出荷台数の推移(単位:100万台、出典:米IHS iSuppli)
図●ハードディスク装置出荷台数の推移(単位:100万台、出典:米IHS iSuppli)
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 米IHS iSuppliが現地時間2012年9月27日に公表した市場予測によると、2012年におけるパソコン、サーバー向けハードディスク装置(HDD)の出荷台数は前年比4.3%増の5億2400万台となり、年間ベースで過去最高を更新する見通し()。これらコンピューター向けHDDの出荷台数はその後も伸び続け、2016年には5億7510万台に達すると見ている。

 HDD市場をけん引するのは、消費者向けおよび法人向けパソコン。音楽やビデオ、ソーシャルメディアといったコンテンツの利用が拡大し、今後はダウンロードできるメディアコンテンツがより手頃で容易に入手可能になることから、HDDへの需要は高まる。一方でHDD業界は、1年前に起きたタイの洪水による生産、部品供給面の問題を完全に解決しており、高まる需要に対応できるとIHS iSuppliは予測している。

 これに加え、まもなく登場するWindows 8もHDD市場成長の原動力となるという。また第4四半期(10~12月期)にはHDDと半導体ディスク(SSD)を組み合わせたハイブリッドドライブを搭載するUltrabookも伸びる。ハイブリッドドライブ搭載モデルは年内ではまだ全体として数が少ないものの、今後の市場成長要因になるとしている。

 IHS iSuppliによると、今年第3四半期(7~9月期)のHDD市場は世界経済の低迷や、スマートフォン、タブレット端末台頭の影響を受けて不振だった。しかし第4四半期の成長がそれを補い、通年のプラス成長につながると予測している。

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