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 IHS iSuppliが現地時間2012年10月1日に公表した市場予測によると、2012年におけるUltrabookの出荷台数は1030万台にとどまり、 同社の事前予測値、2200万台から半減する見込み。これに伴い同社は2013年の出荷台数予測を従来の6100万台から4400万台に引き下げた。

 同社によると、これまでのところパソコン業界はUltrabookの認知度向上に成功しておらず、消費者需要を喚起できていない。価格帯も依然として1000ドル近辺で推移しており、まだ本格的な普及には至っていないという。

 IHS iSuppliが考えるUltrabookの普及価格帯は600~700ドル。Windows 8を搭載し、価格がこの水準にまで下がり、さらにタッチスクリーンディスプレイなど消費者を引きつける機能を搭載するUltrabookが市場に出回れば、2013年には販売拡大のチャンスが広がる。しかし価格が1000ドル近辺で高止まりした場合は、2013年も不振が続くとしている。

 IHS iSuppliの主席アナリストCraig Stice氏は、「経済が沈滞するなか、Ultrabookのメーカーは現在の価格帯では顧客を見つけられない状態。iPhone 5やKindle Fire HD、まもなく登場するMicrosoftのSurfaceといったモバイル端末との激しい競争にもさらされている」と述べている。

 ただし、マーケティングや価格といった課題は克服できないものではなく、これらが解決されれば出荷台数は2016年までに9500万台に拡大すると同社は予測する。

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