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 米国半導体工業会(SIA)が現地時間2012年10月2日に発表した半導体市場調査結果によると、同年8月の世界半導体売上高は243億ドル(3カ月の移動平均、以下同様)で、前月の242億7000万ドルと比べわずか0.1%の増加となった(表1)。前年同月の251億ドルからは3.2%減少した(表2=前年同月との比較)。

 2012年1月から8月の合計売上高は1894億6000万ドルとなり、前年同期間の実績を4.6%下回った。

 SIAのBrian Toohey会長は「マクロ経済の向かい風を受けながらも、世界半導体売上高はこの数カ月成長を維持している。しかし数々の課題が成長を妨害している」と述べた。

 地域別で見ると、日本およびアジア太平洋地域は前年同月より小幅な減少にとどまったが、欧州と米大陸では大きく落ち込んだ。前月比では、米大陸は1.0%増と4月以来初めてプラス成長を示し、日本も1.0%増収となった。一方欧州は1.9%減少し、日本を除くアジア太平洋地域は横ばいだった。

表1●2012年8月の世界半導体売上高(前月比、単位:10億ドル)
地域2012年7月2012年8月成長率
米大陸4.144.191.0%
欧州2.822.77-1.9%
日本3.603.641.0%
アジア太平洋13.7113.710.0%
合計24.2724.300.1%
出典:World Semiconductor Trade Statistics(WSTS)
表2●2012年8月の世界半導体売上高(前年同月比、単位:10億ドル)
地域2011年(昨年)8月2012年8月成長率
米大陸4.584.19-8.6%
欧州3.072.77-9.8%
日本3.643.64-0.3%
アジア太平洋13.8113.71-0.7%
合計25.1024.30-3.2%
出典:World Semiconductor Trade Statistics(WSTS)

[米SIAの発表資料]