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写真1●10月6日に開講したリーン ローンチパッド 体験ワークショップ。中央腕組みをしているのが講師の堤孝志氏。右は、法政大学の村上健一郎教授。
写真1●10月6日に開講したリーン ローンチパッド 体験ワークショップ。中央腕組みをしているのが講師の堤孝志氏。右は、法政大学の村上健一郎教授。
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 法政大学経営大学院(ビジネススクール)は2012年10月6日、「リーン ローンチパッド 体験ワークショップ」(Lean LaunchPad Japan)を開講した(Lean LaunchPad Japanの案内ページ写真1)。同ワークショップは、起業家向けの著書「アントレプレナーの教科書」やブログなどの著者として知られるスティーブ・ブランク氏がスタンフォード大学などで教えているスタートアップ育成プログラム「Lean LaunchPad」のダイジェスト版として開催されたもの。講師は、ブランク氏から直接、同プログラムの運営を教授された堤孝志氏と飯野将人氏が務める。オーガナイザーは、法政大学経営大学院(ビジネススクール)の村上健一郎教授である。

 リーン ローンチパッドの“本家”ブランク氏の講座は全12回のプログラムで構成されるが、今回の体験プログラムでは、ほぼ毎週末に開催される全4回のコンパクト版として用意されている。

 体験プログラムでは、各受講者が持ち込んだプロジェクトテーマを基に、ビジネスデザインの技法を実践していく。10月6日の第1回では、堤氏と飯野氏の両講師が、ブランク氏が定義したスタートアップのアプローチ方法「顧客開発モデル」や、スタートアップのビジネスモデルを可視化する「ビジネスモデルキャンバス」の記述方法を解説。その後、数人のチームを構成し、各自のプロジェクトテーマをキャンバスに記述して共有した。一部のビジネスモデルは、講義の終盤に紹介された。

 第2回以降では、チームごとにメンバーのプロジェクトテーマから一つを選択、そのビジネスモデルを潜在顧客へのインタビューなどを基にブラッシュアップし、顧客発見のための仮説を検証していく。座学だけでなく、インタビューや討論などを通じて、起業のプロセスを擬似体験するのが特徴だ。

 今回の参加者には経営者は少なく、会社員が中心。インターネット関連の事業に携わる人が半数、技術者は少数派といった顔ぶれだった。それぞれのプロジェクトテーマを自ら、あるいは企業の中で事業化することを考えている人が多く、リーン ローンチパッドの手法を習得、実践することで、テーマの実現性を検証したいと考えているようだ。

 法政大学では、今回の反響が予想を上回ったことから、2013年初頭にも第2回のワークショップを検討している。