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写真1●冬春モデルの新製品発表会の様子。発表会ではLTEのCMに「Every Little Thing」(ELT)を起用することも発表。「今後はELT改め、LTEで活動します」といったやり取りで会場の笑いを誘った。
写真1●冬春モデルの新製品発表会の様子。発表会ではLTEのCMに「Every Little Thing」(ELT)を起用することも発表。「今後はELT改め、LTEで活動します」といったやり取りで会場の笑いを誘った。
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写真2●スマートフォンの主力6機種はすべて、下り最大76Mビット/秒の「SoftBank 4G」に対応する(画面はソフトバンクモバイルの発表資料から引用)
写真2●スマートフォンの主力6機種はすべて、下り最大76Mビット/秒の「SoftBank 4G」に対応する(画面はソフトバンクモバイルの発表資料から引用)
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 ソフトバンクモバイルは2012年10月9日、携帯電話の冬春モデルの新製品11機種を発表した(写真1)。スマートフォンの主力6機種はすべてTD-LTE互換の「AXGP」に対応し、下り最大76Mビット/秒で高速通信できる。2.1GHz帯で展開するFDD方式の「SoftBank 4G LTE」に対応した機種はなく、当面はiPhone 5専用となる。「4G LTEの方はiPhone 5をつながりやすくするネットワーク」(孫正義社長)とした。

 スマートフォンの主力6機種は、以下の通り(写真2)。シャープ製の「AQUOS PHONE Xx(ダブルエックス) 203SH」は、動作周波数が1.5GHzのクアッドコアCPUを搭載したハイエンド機種。4.9型HD液晶、「トリプル手ぶれ対策」を備えた1630万画素カメラに加え、防水・防じん、赤外線、ワンセグ、NFCなどに対応する。

 富士通モバイルコミュニケーションズ製の「ARROWS A(エース) 201F」も、1.5GHzのクアッドコアCPUを搭載。4.7型高精細液晶と1310万画素カメラを搭載し、防水・防じん、赤外線、ワンセグ、NFCなどに対応。2420mAhの大容量バッテリー、見やすさと使いやすさを追求した「ヒューマンセントリックエンジン」などを特徴とする。

 このほか、おもに女子中高生の利用を想定した「HONEY BEE 201K」(京セラ製)、1.8秒で10枚の撮影が可能な「STREAM 201HW」(中国ファーウェイ・テクノロジーズ製)、鋼鉄の5倍の強度を持つとする「KEVLAR(ケブラー)ファイバー」(米デュポン製)を採用した「RAZR(レーザー) M 201M」(米モトローラ製)、25種類の色から好きな端末を選べる「PANTONE 6 200SH」(シャープ製)をそろえた。NECカシオモバイルコミュニケーションズとパナソニックモバイルコミュニケーションズのスマートフォンはなかった。

 まず10日に「STREAM 201HW」を実質0円(分割支払金、月月割ともに月980円)で発売を開始。「RAZR M 201M」は10月下旬、「PANTONE 6 200SH」は12月下旬の発売を予定する。音声検索や音声応答、「Google Now」(位置情報やスケジュールなどの連携サービス)などを特徴としたAndroid 4.1対応機種は来年以降になる。具体的には「HONEY BEE 201K」が来年1月下旬、「ARROWS A 201F」が来年2月上旬、「AQUOS PHONE Xx 203SH」が来年3月上旬の発売予定となっている。

 AXGPを利用した「SoftBank 4G」のパケット通信料は、「パケットし放題フラット for 4G」が月5985円、「パケットし放題 for 4G」が月2100~6510円(パケット当たりの通信料は0.0525円)。12月末までに「パケットし放題フラット for 4G」に加入したユーザー向けに定額料を2年間、月5460円とするキャンペーンも実施する。周辺のノートパソコンや携帯型ゲーム機をネットにつなげるテザリングオプションも12月15日から月額525円で提供し、12月末までに申し込んだ場合は2年間、無料とする(パケットし放題フラットの契約が条件)。

 今回発表した11機種のうち残りの5機種は、Disney Mobileブランドのスマートフォンが2機種、防水対応したフィーチャーフォン「PANTONE WATERPROOF」が個人向けと法人向けで2機種、フォトフレーム「PhotoVision TV 202HW」(中国ファーウェイ・テクノロジーズ製)が1機種となっている。「PhotoVision TV 202HW」は3Gの通信機能に加え、地上デジタルテレビ放送を楽しめるフルセグを搭載。付属のリモコンでテレビ番組を録画(録画時間はフルセグ・高画質で約2.5時間など)できるほか、バッテリー内蔵と防水対応で風呂やキッチンでも使えるようにした。

 サービス面では、約4万本の映像作品をテレビで閲覧できる「SoftBank SmartTV(スマテレ)」(関連記事)、月490円で5万本の音楽・映像コンテンツが見放題となる「UULA(ウーラ)」(関連記事)、Yahoo! JAPANとの連携強化などを紹介した。スマートTVを狙うスティック型デバイスについては、KDDIも「CEATEC JAPAN 2012」で公開(関連記事)しており、今後競争が激しくなりそうだ。