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 SNS大手のミクシィ(mixi)は2012年10月9日、「訪問者(足あと)」サービスにおけるリアルタイム表示機能を“復活”させる方針を発表した。2013年1月までに、リアルタイム表示機能やそれ以外の新機能を試験的に提供し、利用者の要望を聞きながら改善を加える。

 足あと機能は、自分の日記やプロフィールの閲覧者を即時に把握できる機能で、2004年2月のmixi開設以来の目玉機能だった。ただ、同社は2011年6月に「機能改善」として足あと機能を事実上廃止し、事後に閲覧者を把握できる「先週の訪問者」機能に変更していた。

 ミクシィは「『ユーザーファーストなmixi』を目指して」と題した発表文の中で、「mixiの大きな変化に対する戸惑いやお叱りの言葉をいただくこともございました」とした。そして改善の具体的な取り組みとして、利用者から要望が強かった足あと機能の“復活”を挙げた。このほか、2012年11月に「ユーザーファーストウィーク」と呼ぶミクシィ幹部と利用者の交流イベントを開催したり、機能要望に対して迅速に判断できる社内体制に変えたりする取り組みを掲げている。

 調査会社ニールセンの調べによると、mixiの2012年8月の国内月間訪問者数(パソコンベース)は約567万人で減少傾向にあり、同じ条件でのFacebookの訪問者数約1673万人に大差を付けられている。ミクシィが独自に集計・発表している月間ログインユーザーでも、2011年5月の約1547万人をピークに横ばいか減少傾向が続いている。「足あと」などFacebookにはないmixi独自の機能が次々と廃止・変更されたことで利用者の支持が離れたことも一因とみられる。

[ミクシィの発表資料]