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写真●講演するガートナージャパンの鈴木雅喜リサーチ・ディレクター
写真●講演するガートナージャパンの鈴木雅喜リサーチ・ディレクター

 「複雑に絡み合う4つのITパワーを生かすべきだ」。2012年10月10日から東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2012」で、ガートナージャパンの鈴木雅喜リサーチ・ディレクターはこう語った(写真)。

 鈴木氏は注目すべきITトレンドとして「クラウドコンピューティング」「企業向けソーシャルソフトウエア」「モバイルコンピューティング」「ビッグデータ」の4つを挙げた。クラウドとソーシャルは期待値の調整期間にある一方、モバイルとビッグデータは期待値がピークに達しつつあるという。

 ここで鈴木氏が強調したのが、これら4つが別々のものではなく、複雑に絡み合っていることだ。「4つのITパワーの下地にはコンシューマライゼーションがある」と鈴木氏は指摘する。

 そんな4つのITパワーを使いこなすには「ITリーダーの役割が非常に大きい」と鈴木氏は話す。そこでITリーダーに必要なのが「Focus」「Connect」「Lead」という3つの視点とする。

 まずFocusは顧客や従業員など個人に注目することを指す。次にConnectは顧客と従業員、あるいは顧客同士、従業員同士をつなぐことを意味する。例えば、顧客が集まってできたコミュニティーなどがConnectの結果に当たる。最後が全体を引っ張っていくという意味で「Lead」だ。鈴木氏はこれら3つを踏まえたうえで「ITリーダーはテクノロジー基点の話だけで終わるのではなく、経営視点で考えるべきだ」と強調した。

 講演のモデレータは日経BP社の田島篤コンピュータ・ネットワーク局プロデューサーが務めた。