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図 実施の体制
図 実施の体制
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 ICT 奥能登「絆」づくり協議会(会長:泉谷満寿裕・珠洲市長、顧問:齊藤一雅・北陸総合通信局長)の観光部会(部会長:大薮多可志・金沢星稜大学教授)は、奥能登地域を中心にスマートフォンを活用した観光情報提供システムのモデル実験を2013年の観光シーズン(春から8月頃)に合わせて実施することを決定した。

 2011年6月に「能登の里山里海」が国内初の世界農業遺産に認定され、また、2013年4月には能登有料道路の無料化、さらに2015年春には北陸新幹線の金沢開業を控え、今後奥能登地域に多くの観光客が訪れる可能性があるという。同協議会は、ICTを利活用した観光振興の方策について検討してきたが、10月10日開催の第4回会合でモデル実験の実施を決めた。

 モデル実験では、ホームページや観光パンフレット、案内看板などでは難しかった観光客の年齢、趣向に応じたきめ情報を日本語だけではなく多言語で提供し、奥能登地域を訪れる観光客のニーズへの適合度(満足度)をはじめ、観光動線(周遊性)、誘客効果などについてアンケートやログの分析による検証を行う。

 今回のモデル実験は「地域の産学官で構成された協議会が幅広い分野との協働により実施」「多言語及びAR(仮想現実)機能に対応した観光情報を提供することで、観光施設などにスマートフォンをかざすだけで簡単に施設などの情報が得られる」「観光客の年齢、趣向に応じた最適な観光ルート情報を提供」「外国人観光客などにスマートフォンのレンタルを行う」などが特徴という。なお、このモデル実験は、国や自治体からの資金的援助は一切ないという。

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